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直近3ヶ月推移表

202212.01
【銅建値】変更要因!12月1日より 3万円上げ 119万円/t
変更要因
先週から続く中国でのゼロコロナ政策への抗議活動を受け、この厳格な規制を巡って政府が
スタンスを軟化させる兆しがあるとの見方が広がった。これを好感した市場ではリスク選好に傾き、
昨日のベースメタルは上伸、銅も上値を伸ばした。その後、欧州の物価統計や米国の雇用関連
統計等、一連の経済指標を受けたドルの動きに反応するも、$8,200/mt台の高値圏で11月
の取引を終えた。
ドル円は急落。昨日、FRB議長の講演において、早ければ今月12月にも利上げペースを減速
させることが示唆された。この発言を受けて米金利は急低下、ドル売り・円買いの流れとなった。
インフレ鈍化や労働需給緩和が確認されれば、もう一段のドル売り勢いが強まる可能性もあり、
今後発表される米経済指標が注目される。

LME・為替推移
11/28 $7,983.50/mt → 12/1 $8,290.50/mt
11/28 139.47円/$ → 12/1 137.53円/$
202211.28
【銅建値】変更要因!11月28日より 1万円下げ 116万円/t
変更要因
米国の利上げペース減速への期待と中国のコロナ感染拡大による経済の不透明感に挟まれ、
銅価格は$8,000付近のレンジ相場が続いている。
先週、11月FOMCの議事要旨が公表され、会合参加者の多くが引き締めペース減速の方向に
傾いていることが明らかになった。これを受けてセンチメントが上向き、ドルは下げ幅を拡大、リスク資産
の買いを支えた。一方、中国では全土に及ぶコロナ感染急拡大と主要都市での新たな制限措置で
経済回復を損なうとの懸念が増している。その中、中国人民銀は今年2回目の預金準備率引き下げ
を発表。流動性供給により実体経済への支援を強化する目的だが、今後のゼロコロナ政策堅持の姿勢
が修正されるかが鍵となる。
ドル円は下落。米国の利上げペースが減速するとの観測から米金利が低下したほか、企業活動関連
指数が予想を下回って悪化したこともあり、ドル売りが進んだ。その後、中国の成長懸念などでリスク選好
が後退したことにより反発する場面も見られたが、週間ベースでは弱含んでいる。

LME・為替推移
11/22 $7,855.00/mt → 11/28 $7,983.50/mt
11/22 142.12円/$ → 11/28 139.47円/$
202211.22
【銅建値】変更要因!11月22日より 2万円下げ 117万円/t
変更要因
米国の物価統計下振れを好感して先週は強含んだ銅相場だが、FRB高官らは利上げペース減速には
言及しつつも利上げ停止は否定するというタカ派発言を相次いで出しており、政策転換を期待した市場の
リスクテイクムードを押し下げている。また中国では、コロナ感染死者が6ヶ月ぶりに報告されるなど各地で
感染拡大が伝えられる中、規制措置が再び強化されており、需要への懸念が再燃、センチメントが悪化
している。逃避買いのドル上昇も重石となり、銅相場は値を切り下げた。
中国のコロナ規制措置強化への懸念からドルが買われる地合いの中、ドル円も上昇。OPECプラスの
増産協議を巡る報道を受けた原油価格の乱高下で反落する場面も見られたが、142円台まで上伸した。

LME・為替推移
11/18 $8,109.00/mt → 11/22 $7,855.00/mt
11/18 140.31円/$ → 11/22 142.12円/$
202211.18
【銅建値】変更要因!11月18日より 3万円下げ 119万円/t
変更要因
米国のインフレ緩和を好感したレンジ相場が続いていた銅相場だが、昨日はじり安の地合い。
16日に発表された同国の小売統計から、市場予想を上回る伸びが確認された。物価統計からは
インフレ鈍化の兆しが示されていたが、再び堅調なデータが出たことで、引き締めペース減速が近い
との思惑が後退。更には、FRB高官がピーク金利の引き上げについて言及するなどタカ派姿勢を
改めて示したことで、リスク資産全般を下押し。ドルは強含み、メタル相場の重石となった。
ドル円は反発。堅調な小売統計のほか、FRB高官が引き締め継続の姿勢を表明したことで
米金利が上昇、ドル円も140円を上抜けた。

LME・為替推移
11/16 $8,357.25/mt → 11/18 $8,109.00/mt
11/16 139.30円/$ → 11/18 140.31円/$
202211.16
【銅建値】変更要因!11月16日より 3万円下げ 122万円/t
変更要因
米国のインフレ鈍化の兆候を受けた急伸から、週明けの銅相場は売り戻り圧力も強く、レンジ内を往来する動き。
昨日、中国の各種経済指標が発表され、ゼロコロナ政策の長期化により広範なセクターで打撃を受けていることが
鮮明になった。足元では感染拡大も伝えられており、政策堅持による同国経済への懸念が相場の重石となっている。
その後米国時間には10月PPIが発表され、先週のCPIに続きインフレ圧力の緩和が示された。これを好感して
ドルが下落、銅は買われる流れとなるも勢い続かず、在庫増加が嫌気されたこともあり、上値は重い。
ドル円は続落。CPI鈍化を受けたドル売り進行後、FRB高官が引き締め政策維持の姿勢を強調したことで反発
するも、昨日の米PPIを好感したドル売り優勢により、ドル円も下値を伸ばした。

LME・為替推移
11/14 $8,628.5/mt → 11/16 $8,357.25/mt
11/14 139.61円/$ → 11/16 139.30円/$
202211.14
【銅建値】変更要因!11月14日より 2万円上げ 125万円/t
変更要因
ドル安地合いで底堅さを保っていた銅相場は、米国のインフレ鈍化の兆候と中国のコロナ規制緩和を背景に急伸。
10日、注目されていた10月米CPIが発表され、前年比伸びが市場予想を下回ったほか、前月比でも減速が確認された。
このインフレ鈍化の兆候に、FRBによる利上げペース減速の可能性が意識され、広範な金融資産が大幅上昇、ドルは急落し、
市場はリスクオンムードに。更にはその翌日、中国が一部のコロナ規制緩和を発表すると、これを好感したコモディティ市場は
総じて上昇。ドル安と需要回復への期待が銅を含めたメタルの買いを誘った。
一方、米CPIを受けてドル円は急落。利上げペース減速への期待から米金利が急低下、ドルは全面安の様相となった。
日米金利差拡大が転換するとの思惑から円買いが強まったほか、中国コロナ規制緩和もリスク選好のドル売りを後押し、
ドル円は8月以来となる138.46円まで下げ幅を広げた。

LME・為替推移
11/9 $8,096.50/mt → 11/14 $8,628.5/mt
11/9 145.51円/$ → 11/14 139.61円/$
202211.09
【銅建値】変更要因!11月9日より 2万円下げ 123万円/t
変更要因
先週、中国がゼロコロナ政策を緩和するとの報道を受けて急反発した銅相場は、一転、
中国当局が厳格な政策を堅持する姿勢を改めて表明したことで、リスクラリーに拍車を
かけていた期待が剥落。週明けの相場は反落するも、米国の中間選挙投開票と10月CPI
発表を控え、市場には様子見ムードが広がっていた。その米中間選挙では共和党優勢が
伝えられており、政権と議会のねじれ状態により政策が中道寄りになるとの見方から、昨日は
米金利が低下、ドルは続落。更には、Brexitを巡るヘッドラインを好感したポンド・ユーロ高で
ドル売りが加速、メタルの買いを誘い、銅も底堅さを保った。
一方、米金利低下を受けてドル円は続落。米中間選挙の動向と米金利を睨みながらの
一進一退の展開となっている。

LME・為替推移
11/7 $8,196.00/mt → 11/9 $8,096.50/mt
11/7 146.93円/$ → 11/9 145.51円/$
202211.07
【銅建値】変更要因!11月7日より 8万円上げ 125万円/t
変更要因
中国のゼロコロナ政策緩和への期待とドルの大幅後退により銅相場は急伸。
先週の建値下落後、注目されていたFOMCでは、大方の予想通り0.75%の大幅利上げを決定、
利上げペース減速の可能性に触れつつも、FRB議長の会見では引き締めの長期化が示唆され、引き続き
タカ派姿勢が明白になった。これを受け、市場全般はリスクオフ、ドル買いも進行し、メタル相場を下押し。
ところが翌日4日、中国がゼロコロナ政策を緩和する方針と報じられると、需要回復への期待からコモディティ
全般で買い優勢となった。リスクセンチメントが改善した市場ではドルが売られる展開に。また、米国時間に
発表された10月米雇用統計は強弱入り混じる内容となったが、来月の利上げ幅縮小の可能性が意識され
ドルが下げ足を速めると、銅もサポートされ、$8,000/mtの節目を突破した。
FOMCを受けたドル高が一服した為替相場では、リスク資産全般が上昇する中、ドルが2020年3月以来の
大幅下落。米雇用統計発表後には金融当局者らが利上げペース縮小の可能性を示唆したこともあり、
ドル円も軟化していった。

LME・為替推移
11/1 $7,542.00/mt → 11/7 $8,196.00/mt
11/1 148.84円/$ → 11/7 146.93円/$
202211.01
【銅建値】変更要因!11月1日より 3万円下げ 117万円/t
変更要因
先週はドル下落を追い風に上伸した銅相場だが、その後、下げていた米金利とドルが上昇に転じ、
メタルの売りを誘った。欧米の経済指標からは依然として高いインフレ圧力が示されており、ECBは
前回に続き0.75%の利上げを決定、FRBも本日、明日の政策会合で再び大幅利上げを決定する
と見られている。
また中国では、製造業・非製造業の景況感を測る指数が10月に何れも縮小を示した。ゼロコロナ政策
堅持により同国経済の先行きに懸念が高まる中、これら弱いデータが銅相場にも重くのしかかった模様。
介入への警戒感が広がっていたドル円は、先週末の日銀政策決定会合後に荒い値動きとなった。
政策内容自体にサプライズはなかったものの、その後の日銀総裁の会見で大規模な緩和策が当面必要
であるとの立場を明確にすると、市場では円売り材料と見なされる展開に。昨日もドル円は強含み、
FOMCでの大幅利上げを控え、米金利とドルの巻き戻しが進んだ。

LME・為替推移
10/27 $7,889.50/mt → 11/1 $7,542.00/mt
10/27 146.41円/$ → 11/1 148.84円/$
202210.27
【銅建値】変更要因!10月27日より 1万円上げ 120万円/t
変更要因
3日前の建値変更から銅相場は続伸。異例の3期目続投が決まった中国習政権下での
政策への不安から市場リスクが意識され、銅は下落する場面が見られた。しかし、その後、
米国で低調な経済指標の発表が相次ぎ、金融引き締めの影響が経済に現われつつあることが
示唆された。FRBが利上げペースを減速させる可能性が意識されると、米金利は低下、ドルは
3週間ぶり水準に後退。また、英国では経済安定化を重視する新首相が就任したことで、
ポンドやユーロは大幅高へ。これらによるドル下落が銅を含むメタル相場を押し上げた。
一方、ドル円は下落。ポンド買いの進行や米経済指標の悪化を受けたドル売り地合いの中、
ドル円も下げ幅を広げた。24日朝方には、政府・日銀が前週末に続き再び覆面介入を実施
したとも疑われており、介入への警戒感から、円売り投機筋が手控えているとの見方もある。

LME・為替推移
10/24 $7,773.50/mt → 10/27 $7,889.50/mt
10/24 149.64円/$ → 10/27 146.41円/$
202210.24
【銅建値】変更要因!10月24日より 2万円上げ 119万円/t
変更要因
前回の建値下落後、英首相の辞任発表を受けた対ポンド・ユーロでのドル売り優勢を背景に銅相場は反発した。
21日には、一部米メディアが利上げ減速の見通しを報じたことで米金利が下げに転じたほか、日本政府・日銀が
再び円買いドル売り介入に踏み切ったと見られ、ドル安が進行。これに支えられて銅相場も騰勢を強める格好となった。
米金利上昇を背景に連日高値更新したドル円は、152円に接近した21日のNY時間、政府・日銀による
覆面介入で146円台前半まで急反落。しかし、その後に値を戻し、週明けは円の戻り売りが先行、荒い値動きと
なっている。主要各国が利上げを進める一方で日銀が超緩和的な政策を維持する限り、介入の効果は限定的と見られる。

LME・為替推移
10/19 $7,462.00/mt → 10/24 $7,773.50/mt
10/19 149.92円/$ → 10/24 149.64円/$
202210.20
【銅建値】変更要因!10月20日より 2万円下げ 117万円/t
変更要因
金融引き締めによるリセッション懸念とドル高地合いが重石となる中、銅相場は下落。
先週の米CPIに続き、英国やユーロ圏でも加速するインフレ圧力が示され、大幅利上げ継続による
経済の更なる減速懸念が高まった。ポンドとユーロは下落、進行するドル高がメタル相場を下押し。
また、共産党大会開催中の中国では、ゼロコロナ政策堅持を主張しているほか、Q3 GDP発表が
延期されている。党大会中にネガティブな統計が発表されるのを避けたとの憶測も広がっており、
中国の需要見通し弱含みが軟化材料となっている。
一方、ドル円は高値を連日更新。世界的に根強いインフレ圧力が示され、経済のハードランディング
懸念が広がる中、米金融当局者のタカ派発言も続き、米金利は一段と上昇、ドル買いが強まっている。
ドル円は節目となる150円に迫り、介入への警戒感も高まる。

LME・為替推移
10/14 $7,676.00/mt → 10/19 $7,462.00/mt
10/14 148.64円/$ → 10/19 149.92円/$
202210.17
【銅建値】変更要因!10月17日より 2万円上げ 119万円/t
変更要因
主要国の金融政策引き締めによる景気後退懸念から銅相場は上値が重い一方、ドル円の上昇圧力が
国内建値を押し上げた。
前回の建値上昇以降、米国では金融引き締め継続への見通しを後押しする経済指標が相次いだ。
堅調な雇用統計とインフレ圧力の根強さを示す指標は、一段と積極的な利上げを迫る内容となり、
FRBによる方向転換のタイミングは先送りされるとの見方が強まった。大幅利上げ継続の公算による
ドル高地合いに加え、リスク資産全般の売りに押されるかたちで銅相場も上値が重い。
インフレピークアウトの兆しが見えない中、米金利が上昇、ドル円は急伸。米金融当局者からはタカ派発言
が相次ぐ一方、日銀総裁は緩和継続を改めて表明、ドル高円安を加速させている。先週14日には、
英国の大型減税案を巡る混乱を嫌気したドル買い進行に加え、米インフレ期待の上昇がデータで示された
こともあり、ドル円は一時148.86円と32年ぶりの高値を更新。本邦当局者からは円安牽制発言が出て
おり、介入への警戒感はあるものの、政策スタンスの差は堅い。

LME・為替推移
10/4 $7,796.50/mt → 10/14 $7,676.00/mt
10/4 144.11円/$ → 10/14 148.64円/$
202210.05
【銅建値】変更要因!10月5日より 2万円上げ 117万円/t
変更要因
世界的な金融引き締めへの流れとそれに伴う景気後退懸念から弱いセンチメントが続いていた銅相場だが、
米国の製造業・雇用関連指標で軟調な結果が出たことを受けて、FRBが利上げ継続姿勢を緩めるのでは
との見方が浮上。米金利低下、ドル急落、株式も大幅反発するなどリスクオン地合いとなった。更には、豪中銀が
予想外に利上げ幅を縮小するというハト派サプライズも手伝い、金融引き締め減速への思惑からドル売りが加速。
このドル大幅下落とセンチメント改善がサポートし銅相場は上値を伸ばした。
利上げペース後退への期待から強まったドル売り地合いでドル円も下落。しかし、日米金利差拡大の流れ自体は
変わらず、ドルの動きは底堅い。

LME・為替推移
9/30 $7,639.00/mt → 10/4 $7,796.50/mt
9/30 144.93円/$ → 10/4 144.11円/$
202210.03
【銅建値】変更要因!10月3日より 2万円上げ 115万円/t
変更要因
主要国中銀の積極的な利上げ政策と欧州のエネルギー危機で世界的な景気後退懸念が高まっていたところに、
英新政権による財源裏付けのない大型減税案発表で、先週の市場はリスクオフ一色。その後、英中銀が国債購入
の介入を発表すると、金融市場は一先ず落ち着きを取り戻した。米国債も買い戻しが活発化、2008年以来の
水準に達していた米金利は急低下しドルが全面安、銅相場を押し上げた。また、LMEがロシア産金属の取引停止
を協議するとの報道が出るとメタル相場は軒並み上昇する展開となった。しかし、その後に発表された9月ユーロ圏
CPIは前年比10%と大幅上昇を示しており、ECBによる利上げ圧力は高まっている。英中銀の動きも長続きしない
リリーフラリーであり、インフレ高進や利上げ懸念により市場のセンチメントは弱気なままである。
英国債・ポンド売りを背景にドル高地合いとなる中、英中金の介入を受けて一旦はドル円も下落。しかし、米金融
当局者からは利上げ継続のサインが発信されており、米経済指標からもFRBの引き締め継続をサポートする内容が
伺われた。米金利も反転上昇しており、ドル買い優勢となっている。

LME・為替推移
9/23 $7,550.50/mt → 9/30 $7,639.00/mt
9/23 143.53円/$ → 9/30 144.93円/$
202209.26
【銅建値】変更要因!9月26日より 4万円下げ 113万円/t
変更要因
先週は各国中銀の政策決定が行われ、注目されていたFOMCでは大方の予想どおり3会合連続となる
0.75%の大幅利上げが決定された。欧州、アジアの複数国でも利上げ決定が相次ぎ、金融当局者らが
経済成長を犠牲にしてでもインフレ抑制を優先する姿勢が改めて鮮明になった。景気後退懸念から、金融
市場ではリスク資産が売られ、ベースメタルも総じて下落。幅広い金融資産が下げる中、ドルは逃避需要を
集めて全面高へ。欧州では、経済指標から同域経済の不振が改めて示されるとユーロが大きく売られた。
更には、英国が大規模な減税策を打ち出すと財政悪化への懸念からポンドが一気に売り込まれる展開に。
高まるリスクオフムードとドル全面高に押され、銅相場は大幅下落となった。
各国の金融政策決定で為替相場は大きく動揺した。主要国の利上げが相次ぐ一方、22日、日銀が金融
緩和継続を決めるとドル円は146円に迫る水準に上昇。これを受けて政府・日銀は24年ぶりの円買いドル売り
介入に踏み切り、一時は5円近くの下落を見せたが、まもなく反発。その後も英国の大規模減税方針を受けて
ポンドが急落する中、米金利の上昇も相まってドル買いが強まり、ドル円も高値圏に戻している。

LME・為替推移
9/20 $7,822.00/mt → 9/23 $7,550.50/mt
9/20 143.69円/$ → 9/23 143.53円/$
202209.21
【銅建値】変更要因!9月21日より 1万円下げ 117万円/t
変更要因
8月米CPIを受けた先週の急落後、市場のリスクオフムードは続き、本日のFOMC会合結果を控えて銅相場も方向感見え難い動き。
市場では0.75%利上げが織り込まれており、米金利は上昇、ドル高地合いがコモディティ相場を圧迫している。
FRBによる大幅利上げの見通しから米金利が上昇する中、ドル買い優勢は続き、対円でも上げ幅を広げている。
今週は米国のほか、欧州の複数国でも政策決定が予定されており、利上げが実施される見込み。
一方、22日の日銀政策決定会合では緩和政策の維持が見込まれており、各国の利上げを受けて
一段の円売りが進行した場合、日本の金融当局による対応が注目される。

LME・為替推移
9/14 $7,906.50/mt → 9/20 $7,822.00/mt
9/14 142.99円/$ → 9/20 143.69円/$
202209.15
【銅建値】変更要因!9月15日より 3万円下げ 118万円/t
変更要因
米金融政策の先行きを巡る手掛かりとして注目されていた8月CPIが13日に発表され、
市場予想を上回る伸びが確認された。インフレピークアウトかとの楽観も出ていただけに、
意表をつく結果に来週FOMCでの大幅利上げが確実視され、市場は株価急落、ドル独歩高に。
好転していたセンチメントは一気に冷え込み、銅を含むベースメタルも急速に売り込まれた。
昨日は若干のドル後退や8月米PPIの伸び鈍化が確認されたことで、銅は$7,800台の
レンジ推移となったが、景気後退への警戒感から上値は重い。
ドル円は急伸後に反落。米CPIの結果を受けて再び145円に迫る展開となったが、
昨日、財務省当局者らの口先介入や日銀がレートチェック実施との報道もあり円が
買い戻される地合いとなった。

LME・為替推移
9/12 $8,171.00/mt → 9/14 $7,906.50/mt
9/12 142.74円/$ → 9/14 142.99円/$
202209.13
【銅建値】変更要因!9月13日より 2万円上げ 121万円/t
変更要因
現物市場のタイト感は意識されつつも方向感見え難い地合いが続いていた銅相場だか、ドル下落を背景に続伸。
8日にECBが大幅利上げを決定し、その後も当局者のタカ派発言が相次ぐと、欧州の利上げ継続が意識され
ユーロが大幅上昇。更には、急速な円安に対する日銀総裁からの牽制発言で円には買い戻しが見られた。
これら動きによりドル指数は先週つけた過去最高水準から反落、メタル相場をサポートした。しかし、来週予定されている
FOMCでの政策決定を前に重要指標となる8月米CPIの発表を本日に控え、様子見姿勢から上値は限定的。
ドル円は反落。日銀総裁による円安牽制発言で円買いが進んだほか、米インフレがピークに近付いているとの楽観や
ユーロ買い優勢も相俟ってドルの重しとなった。

LME・為替推移
9/8 $8,000.50/mt → 9/12 $8,171.00/mt
9/8 143.99円/$ → 9/12 142.74円/$
202209.09
【銅建値】変更要因!9月9日より 3万円上げ 119万円/t
変更要因
インフレ圧力や主要国中銀の政策引き締め観測によるリセッション懸念が引き続きメタル相場の
重石となる中、銅も方向感が見え難い地合いが継続。昨日はECBが予想どおり大幅利上げを
決定したことに加え、FRB議長がインフレ抑制への強いコミットを改めて示し、市場を再びリスクオフに
傾かせている。一方、銅の現物需給は引き締まりが意識され、期先物に対する現物のプレミアムが
急拡大。経済への逆風にも関わらず、現物市場の堅調さが示された。
一昨日、145円に迫る急伸を見せたドル円は、昨日の財務省・日銀・金融庁による三者会合実施
との報道で円が買い戻される場面があった。しかし、FRB議長のタカ派発言を受けて米金利が上昇、
ドル買い圧力が戻り堅調さを保った。

LME・為替推移
9/6 $7,750.50/mt → 9/8 $8,000.50/mt
9/6 143.32円/$ → 9/8 143.99円/$
202209.07
【銅建値】変更要因!9月7日より 4万円上げ 116万円/t
変更要因
米欧主要国中銀の大幅利上げ観測、更には深刻化する欧州のエネルギー供給不安による
景気後退懸念からドル高地合いが続き、依然としてメタル相場の上値を抑えている。
昨日は欧州通貨の買い戻しでドルが一時後退したほか、中国政府がインフラ投資による
景気支援策強化を示したことが好感されたこともあり、銅相場は$7,700/mt台に乗せた。
しかし、その後のドル反発に押されて上値重く、小幅レンジを往来する動きとなった。
ドル円は24年ぶり高値を連日更新し143円台に到達。昨日は豪中銀が追加利上げを決定、
このあとにECB、カナダ、FRBの政策決定を控え、いずれも大幅利上げが予想されている。
緩和スタンスを維持する日銀との金利差拡大が意識され、円は独歩安の展開に。為替介入には
距離があると見られ、円売りの流れは止まらず、円の年初来下落率は20%を超えている。

LME・為替推移
9/2 $7,626.00/mt → 9/6 $7,750.50/mt
9/2 140.50円/$ → 9/6 143.32円/$
202209.05
【銅建値】変更要因!9月5日より 2万円下げ 112万円/t
変更要因
FRB議長がインフレ抑制を実現するまで利上げを継続するとの姿勢を鮮明にして以降、ドル高進行と共に
リスク資産には下げ圧力がかかっていた。更に中国では、四川省成都市のロックダウン入りが発表され、同国の
経済動向、需要への懸念からメタル全般が売り優勢に。銅も大きく売られ、1ヶ月ぶり安値付近まで下落。
その中、注目されていた8月米雇用統計が発表。労働需給逼迫の緩和期待を示す結果であったことから、
FRBによる積極的利上げ観測が幾分後退、銅は買い戻される場面も見られた。しかし、景気後退懸念は
依然根強く、上値重いままレンジ内を往来する動きとなった。
一方、米金利上昇が続く中、底堅い経済指標にも支えられ、ドル円は140円を上抜けて続伸。米雇用統計
を受けて、その比較的穏当な内容から一時は下落するも、FRBのタカ派姿勢に対する見方は大きく変わらず、
1998年以来の高値140.80円まで反発する動きを見せた。

LME・為替推移
8/31 $7,853.00/mt → 9/2 $7,626.00/mt
8/31 139.29円/$ → 9/2 140.50円/$
202209.01
【銅建値】変更要因!9月1日より 3万円下げ 114万円/t
変更要因
8/26、注目されていた年次シンポジウムにおいて、FRB議長は金融引き締め継続の姿勢を明らかにし、
近く方針転換されるとの市場の見方を牽制した。景気抑制的な政策が必要であることを改めて認識
させたことで市場はリスク資産全面安、ドル大幅高で反応。その後も米欧金融当局者のタカ派発言が
相次ぐと、利上げの加速・長期化観測から資源需要を削ぐとの懸念が強まり非鉄全般で売り優勢、
銅相場も続落となった。米欧の金融引き締めや欧州のエネルギー危機、更には中国の長引くゼロコロナ
政策がコモディティの弱材料となっている。
米金融政策の引き締め継続が示されたことでドル円は急伸。米金利が上昇する中、金融緩和を続ける
日銀との内外政策格差を意識した円売りが強まり、139円台に乗せている。

LME・為替推移
8/25 $8,196.00/mt → 8/31 $7,853.00/mt
8/25 136.68円/$ → 8/31 139.29円/$
202208.26
【銅建値】変更要因!8月26日より 1万円上げ 117万円/t
変更要因
本日開催される年次シンポジウムでのFRB議長の発言を控え、今週に入り方向感見え難く
レンジ推移が続いていた銅相場だが、昨日、中国が新たな景気刺激策を公表したことを手掛かりに上昇。
度重なるロックダウンや不動産セクターの危機で低迷する経済を支える為、中国政府はインフラ投資や
国有電力会社への支援策を含む政策パッケージを発表した。同国の金属需要を後押しするとの期待から
銅価は一段高に。また、米金利低下を受けたドル安もサポートとなった。
続伸していたドル円は反落。強弱入り混じる米経済指標や米金融当局者の発言を背景に反発と反落を
繰り返していたが、昨日の米金利低下を受けて下落となった。

LME・為替推移
8/22 $8,117.00/mt → 8/25 $8,196.00/mt
8/22 137.66円/$ → 8/25 136.68円/$
202208.23
【銅建値】変更要因!8月23日より 2万円上げ 116万円/t
変更要因
ドル高地合いに上値を抑えられていた銅相場は、昨日のアジア時間、中国人民銀が先週に続く
金融緩和措置を打ち出したことや、中国政府が低迷する不動産セクターへの公的支援を実施する
との報道を好感して上昇した。しかし、その後、独連銀総裁がエネルギー情勢の悪化を背景にリセッション
入りする可能性について警鐘を鳴らすと、欧州最大の経済大国の苦境が浮き彫りになり、ユーロ・ドルが
20年ぶり安値に急落。このユーロ安が重しとなるも、在庫水準が低下していることも意識され、銅相場は
底堅さを保った。
ドル円は1ヶ月ぶり高値に続伸。エネルギー価格高騰による欧州景気への懸念を背景に、対ユーロを
中心にドル買いが進む中、ドル円も上昇。更には、FRB議長が政策方針を示す場として知られる年次
シンポジウムを26日に控え、市場ではタカ派的スタンスが改めて示されるとの観測から米金利が上昇、
ドル円は上値を伸ばした。

LME・為替推移
8/18 $8,059.00/mt → 8/22 $8,117.00/mt
8/18 135.98円/$ → 8/22 137.66円/$
202208.19
【銅建値】変更要因!8月19日より 3万円上げ 114万円/t
変更要因
先週の銅相場は軟調にスタート。週明け発表された中国の各種経済指標は軒並み弱い結果となり、
同国経済の不振が浮き彫りになった。これを受け、中国人民銀が予想外の利下げに踏み切ると、
銅相場には幾分買い戻しの動きが見られるも、景気減速と需要懸念が意識されたことで相場への重石に。
また、同日発表の米製造業景況指数の大幅悪化も相まって、逃避需要からドルが上昇、コモディティへの
下押し圧力となった。
その後もドル高地合いを背景に上値重く推移。市場では米国金融政策の軌道を見極める展開となる中、
18日、堅調な米経済統計が示されるとドル買いが加速。一方、欧州では深刻なエネルギー危機が意識
されており、電力コスト高騰によるベースメタルの供給懸念が高まっている。ドル高による売り圧力と供給懸念
による下支えに挟まれた展開となった。
ドル円は続伸。米金利の上昇に連れてドル円は上げ幅を広げる中、統計データから米経済の堅調さが
示されたことで、大幅利上げが改めて意識され、ドル買い優勢となった。

LME・為替推移
8/11 $8,165.50/mt → 8/15 $7,986.50/mt → 8/18 $8,059.00/mt
8/11 132.97円/$ → 8/15 133.15円/$ → 8/18 135.98円/$
202208.16
【銅建値】変更要因!8月16日より 3万円下げ 111万円/t
LME・為替推移
8/11 $8,165.50/mt → 8/15 $7,986.50/mt
8/11 132.97円/$ → 8/15 133.15円/$
202208.12
【銅建値】変更要因!8月12日より 3万円上げ 114万円/t
変更要因
米雇用統計の大幅改善を受けて底堅い動きを保っていた銅相場は、米インフレ指標の鈍化を受けて
リスク選好が強まったほか、供給懸念の高まりも相まって6月以来の高値に上伸した。
10日発表された米7月CPIは市場予想以上の伸び鈍化となり、続いて同月PPIからもインフレ圧力の
緩和が示された。これを受けて、FRBが当面より利上げ幅を抑える可能性があるとの観測が強まり、
センチメントが改善。また、CPIに反応してドルが全面安で急落したことによる割安感もメタル相場を支えた。
中国では、熱波による電力不足でメタル生産に影響が出ている。エネルギー危機の打撃を受ける欧州に
加えて中国での供給懸念も意識された。
米CPIの結果を受けてドル円は急落。一時131円台後半まで下落する場面も見られたが、米金利上昇
に連れて133円台を回復した。インフレ圧力の鈍化が指標で示されたものの、依然として高水準であり、
FRBの利上げ軌道は維持されると見られる。

LME・為替推移
8/5 $7,898.00/mt → 8/11 $8,165.50/mt
8/5 135.15円/$ → 8/11 132.97円/$
202208.08
【銅建値】変更要因!8月8日より 2万円上げ 111万円/t
変更要因
米欧、中国の景気後退懸念が重石となる地合いが続く中、地政学的緊張の高まりという
新たな下振れリスクが加わり、先週の銅相場を圧迫していた。そして5日、米国の利上げ軌道
に関する一段の手掛かりを求めて注目されていた7月米雇用統計が発表された。市場予想を
上回る大幅な伸びが示されると、米経済のリセッション懸念が和らぎ、銅相場は上昇して反応。
一方で、FRBがインフレ抑制に向けて積極姿勢を維持するとの見方が強まったことでドルが急伸、
銅は戻り売りへ。売り一巡後は、景気後退懸念の緩和が再び意識され、底堅さを見せた。
主要国経済の減速懸念に加え、米中の緊迫化と原油安を背景に下落していたドル円は、
力強い米雇用統計を受けて急伸。利上げ期待が戻ったことにより米金利が上昇、ドルは全面高
の様相となった。

LME・為替推移
8/2 $7,772.50/mt → 8/5 $7,898.00/mt
8/2 133.26円/$ → 8/5 135.15円/$
202208.03
【銅建値】変更要因!8月3日より 2万円下げ 109万円/t
変更要因
先週に3週間ぶりの高値をつけた銅相場は週明けより続落。中国、米国、ユーロ圏の製造業景況指数が
軒並み悪化し、コロナ感染再燃や金融引き締め、インフレによる経済減速が浮き彫りになったことでベース
メタルの重しとなっている。更には昨日、米下院議長の訪台を巡る米中の緊張高まりで市場はリスクオフムードに。
警戒感から銅も売り優勢となったほか、リスク回避によるドル買い地合いも相場の上値を抑えた。
ドル円は一時130円台を付けて2ヶ月ぶりの安値水準となったのち、反発した。米景気の減速を示す指標が
相次いだことで円の買い戻しが進んでいた中、米中関係の緊迫化で有事の円買いが進行。しかしその後、
FRB高官のタカ派発言を受けて米金利が急伸すると、ドル円は反発し133円台に上値を伸ばしている。

LME・為替推移
7/29 $7,953.00/mt → 8/2 $7,772.50/mt
7/29 133.52円/$ → 8/2 133.26円/$
202208.01
【銅建値】変更要因!8月1日より 3万円上げ 111万円/t
変更要因
LME銅相場は大幅続伸。注目されていた7/27のFOMCでは、大方の予想通り0.75%の
利上げを決定。前月に続く大幅な利上げ幅で約40年ぶりの引き上げ水準となるも、一部で
予想されていた1%の利上げは見送られ、市場のサプライズとはならなかった。一方で、FRB議長は、
利上げペースを緩めていくことを示唆。政策引き締めの終了が視野に入っているとの楽観から市場は
リスクオンに転じ、ドルは全面安に。更にはその翌日発表された米4-6月GDPが予想外の2期連続
のマイナス成長となると、リセッション懸念の高まりから大幅な利上げ観測が後退、ドル売り地合いが
進行し、銅相場は大幅上伸した。
一方でドル円は急落。FOMCと米GDPの結果を受けた米金利先高観測の後退により、先週末の
ドル円は一時133円を割れる展開に。3日間で5円近くのドル安・円高が進んだ。

LME・為替推移
7/26 $7,545.00/mt → 7/29 $7,953.00/mt
7/26 136.95円/$ → 7/29 133.52円/$
202207.27
【銅建値】変更要因!7月27日より 3万円上げ 108万円/t
変更要因
前回の建値下落後、銅相場は大幅上昇。先週から続くドル下落が相場上昇に寄与する中、
中国政府が不動産セクター支援の為の刺激策を発表。建材需要への期待から非鉄相場を
サポートした。更には、昨日ロシアが欧州向け天然ガス供給の削減を発表すると、メタル生産への
影響による供給懸念が再燃し買いが入った模様。一方で、このエネルギー危機は景気後退が
意識される材料でもあることから、上値は限定的と見られる。その後、この発表を受けて天然ガス
価格が急騰、欧州経済の減速懸念からユーロ売りが進みドルが反発すると上げ幅を縮小した。
ドル円は、欧米の景況感悪化を背景にリスク回避の円買いが強まる中で下落。天然ガス供給
制限によるユーロ売りや冴えない米経済指標も円買いの要因に。本日のFOMCの結果を控え、
市場では前回に続く大幅利上げが織り込まれているが、タカ派サプライズがないかに注目。

LME・為替推移
7/21 $7,297.50/mt → 7/26 $7,545.00/mt
7/21 137.44円/$ → 7/26 136.95円/$
202207.22
【銅建値】変更要因!7月22日より 2万円下げ 105万円/t
変更要因
銅相場は今週に入り最近の大幅下落を一部取り戻していたが、依然として世界的な金融引き締め、
欧州の天然ガス危機、中国不動産市場の混乱による需要懸念に見舞われ、上値重い展開が続いて
いる。インフレ高進の中、昨日ECBは11年ぶりの利上げに踏み切った。予想を上回る大幅利上げに
ユーロ買い・ドル売りが進んだことで銅価は上昇する場面が見られるも、その後反落。方向感が見え難い
地合いとなっている。
ドル円は下落。日銀は昨日の政策決定会合において、大方の予想どおり緩和維持を決定。日銀総裁の
利上げ否定発言もあり、円売り優勢となったが、その後のECBによる利上げ決定と低調な米経済指標を
受けて米金利が低下するとドル円は急落した。

LME・為替推移
7/18 $7,386.50/mt → 7/21 $7,297.50/mt
7/18 138.33円/$ → 7/21 137.44円/$
202207.19
【銅建値】変更要因!7月19日より 2万円上げ 107万円/t
変更要因
注目されていた6月米CPIが発表され、前年同月比9.1%上昇と1981年以来の高インフレ水準
が示された。これを受け、FRBが一段と積極的な政策引き締めを行うとの観測が高まりドル高が進行、
銅相場は値を切り下げていった。更には、中国の第2四半期GDP成長率から同国の経済減速が
鮮明になると、銅価は2020年11月以来となる$7,000/mtを割り込む展開に。その後、FRBの
大幅利上げ観測がやや後退しドルが軟化したことに加え、中国規制当局が不動産市場の安定化に
向けた刺激策を打ち出したこともサポートとなり反発。しかし、中国の景気回復の弱さや欧米金融当局
のタカ派姿勢、欧州のエネルギー危機によりメタルの需要見通しは弱含んでいる。
ドル円は、米CPI発表後に今月FOMCでの1.00%利上げを織り込む中、上値を伸ばし、一時139円
を突破。その後、米金融当局者の発言や経済指標を受けて過度な利上げ観測が後退すると反落している。

LME・為替推移
7/12 $7,291.50/mt → 7/18 $7,386.50/mt
7/12 136.82円/$ → 7/18 138.33円/$
202207.13
【銅建値】変更要因!7月13日より 5万円下げ 105万円/t
変更要因
今週に入り銅相場は続落し、下値を切り下げている。中国政府が景気刺激策を打ち出したことで
先週の銅相場は反発したものの、需要回復に対して懐疑的な見方が広がっている。中国国内の
コロナ感染再拡大も嫌気されており、市場のリスクオフムードからメタル全般に軟調推移。
また、ドル高地合いが下押し圧力となっているほか、昨日は需要懸念からくる原油の大幅安もリスク
テーク意欲減退に繋がった。
ドル円は続伸。週明けの11日、参院選の結果を受けて日銀による金融緩和政策の継続が意識
されたことから円売り優勢となり、ドル円は24年ぶり高値となる137円後半まで上げ幅を広げた。
その後の原油安により円買いが強まったものの、依然ドル高地合いが続いている。

LME・為替推移
7/8 $7,779.50/mt → 7/12 $7,291.50/mt
7/8 136.29円/$ → 7/12 136.82円/$
202207.11
【銅建値】変更要因!7月11日より 2万円上げ 110万円/t
変更要因
先週続落していた銅相場だが、7日、中国政府が1兆5000億元規模の景気支援策により
インフラ投資の加速を検討していると報じられると、売り込まれていた銅の需要見通しが改善し、
大半のメタルと共に急伸。しかし、センチメント改善も束の間、中国でのコロナ感染が急増する中、
需要下押し懸念は根強く、小幅反落している。
ドル円は反発。6月米雇用統計が発表され、市場予想を上回る結果が示されると、FRBによる
積極的な利上げ観測が強まり、米金利が急伸、ドル円も上昇する流れとなった。

LME・為替推移
7/6 $7,639.50/mt → 7/8 $7,779.50/mt
7/6 135.97円/$ → 7/8 136.29円/$
202207.07
【銅建値】変更要因!7月7日より 5万円下げ 108万円/t
変更要因
世界的な景気後退懸念が引き続きメタル需要見通しへの重しとなり、相場への下押し圧力が続いている。
銅は僅か4ヶ月前に記録した史上最高値から下落を続け、2020年11月以来の安値を付けた。
米国の景気減速、中国でのコロナ感染再拡大のほか、ユーロ圏経済指標から明らかになった景気減速や
天然ガス急騰で強まるエネルギー危機等、欧州経済のリセッション入りも懸念され、需要への脅威が広がっている。
また、逃避先としてのドル買いに加え、ユーロ売りによるドル急伸もメタル相場の下押し材料と見られる。
リスクオフの中、ドル円は方向感を欠いた動き。景気減速懸念による原油急落を背景に円買いが強まるも、
その後の米金利上昇に連れてドル反発。安全資産を求める動きからドル・円ともに買われるが、方向感に乏しい。

LME・為替推移
7/4 $7,979.00/mt → 7/6 $7,639.50/mt
7/4 136.00円/$ → 7/6 135.97円/$
202207.05
【銅建値】変更要因!7月5日より 4万円下げ 113万円/t
変更要因
世界的な景気減速懸念がベースメタル全般への打撃となる中、銅相場は2021年2月以来の
$8,000/t 割れに下落。6月のユーロ圏CPIは市場予想を上回る伸びを見せ、ECBによる大幅
利上げ観測が強まっている。また、米国では6月製造業景況指数が2年ぶり低水準となり、景気
への懸念が更に悪化。欧米景気のハードランディング観測に加え、中国の景気回復の弱さが需要の
落ち込みを相殺できないとの懸念からリスクオフ的な売りに繋がっている。ただ、節目の$8,000割れ
では押し目買いも入る状況。
ドル円は、低調な米経済指標を受けて米金利が急低下したことにより134円台後半まで下押し
されたが、その後の原油高によるドル需要にも支えられ反発した。

LME・為替推移
6/30 $8,250.00/mt → 7/4 $7,979.00/mt
6/30 135.89円/$ → 7/4 136.00円/$
202207.01
【銅建値】変更要因!7月1日より 1万円下げ 117万円/t
変更要因
インフレ抑制に向けた主要国中銀の政策引き締めにより経済のソフトランディングは困難との見方が強まる中、
今週も銅相場は上値重い推移となった。中国の行動規制緩和を巡る楽観で反発する場面も見られたが、
米経済統計からインフレや利上げによる景気の足取りの弱さが示されるとリスクオフムードが再燃、銅相場は
一時の上げを消す展開に。更には、FRB議長が景気後退よりもインフレ抑制を優先する姿勢を繰り返した
ことでドル高が進行、相場の重しとなった。
ドル高地合いが続く為替相場では、FRB議長の発言を受けてドル円が一時24年ぶり高値となる137円に上伸。
しかし、その後の経済指標から景気減速懸念が高まると、株価が下落し米金利は低下、ドル売りが強まった。

LME・為替推移
6/23 $8,341.50/mt → 6/30 $8,250.00/mt
6/23 134.95円/$ → 6/30 135.89円/$
202206.24
【銅建値】変更要因!6月24日より 9万円下げ 118万円/t
変更要因
建値上昇した一昨日、米議会証言にてFRB議長がインフレ抑制へのコミットを改めて表明した一方、
景気後退に陥るリスクを認めた。これに反応した市場はリスクオフムードに。更には昨日発表された欧米
経済指標から企業活動の失速が鮮明になると、銅相場は約1年ぶりの安値に急落。各国中銀による
インフレ対応の利上げで景気が腰折れすることにより、ベースメタルの需要を冷やすとの懸念が強まっている。
リセッション懸念により逃避需要が高まる中、米金利が低下、ドル円も下落した。FRB議長や米金融当局者
のタカ派発言が下支えとなるも、景気後退への懸念から上値は重い。

LME・為替推移
6/21 $8,981.50/mt → 6/23 $8,341.50/mt
6/21 136.49円/$ → 6/23 134.95円/$
202206.22
【銅建値】変更要因!6月22日より 1万円上げ 127万円/t
変更要因
インフレ抑制に動く欧米各国が先週相次いで利上げを決定したことを受け、景気後退への懸念から
リスク資産全般に売り優勢となる中、銅相場も2021年9月以来の安値水準に下落。その後、
$9,000/mt 割れの安値圏では押し目買いも入ったことに加え、バイデン大統領が米国のリセッションは
不可避ではないと発言したことが市場センチメント改善への支援材料となるも、上値は重い。
ドル円は約24年ぶり高値を更新。欧米各国中銀の引き締め強化により日本の政策調整を期待する
向きもあったが、日銀は先週の政策決定会合で緩和維持を決めた。円安への警戒感を示すも、
緩和姿勢を堅持したことで円売り地合いが継続。更には昨日、欧米株反発につれて逃避先通貨への
需要が減退すると円全面安の様相となり、136円台に上伸した。

LME・為替推移
6/16 $9,146.00/mt → 6/21 $8,981.50/mt
6/16 132.73円/$ → 6/21 136.49円/$
202206.17
【銅建値】変更要因!6月17日より 3万円下げ 126万円/t
変更要因
40年ぶりの高インフレに対応するFRBの政策決定が注目される中、一昨日のFOMCで1994年以来の
大幅利上げが決定された。しかし、織り込み済みの内容であったことから市場に安心感をもたらし、大半の
ベースメタルが上昇。一方、昨日、スイス中銀が予想外の利上げを発表すると、リセッションへの懸念が再燃し
市場はリスクオフに。低調な米経済指標もセンチメントを悪化させ、株価下落に連れ安となるかたちで銅を含む
ベースメタルは反落となった。
FOMCでの大幅利上げ観測を背景に上伸していたドル円は、政策発表後の米金利低下により反落。
更に、スイス中銀の利上げ決定を受けて日銀の政策変更への期待が高まったことで円買い優勢の様相となった。

LME・為替推移
6/14 $9,152.00/mt → 6/16 $9,146.00/mt
6/14 135.34円/$ → 6/16 132.73円/$
202206.15
【銅建値】変更要因!6月15日より 4万円下げ 129万円/t
変更要因
先週末発表の米CPIの伸び加速を受け、ドル高地合いと金融引き締め強化への警戒感から、
今週のベースメタル相場は軒並み下落していた。更には昨日発表された5月米生産者物価指数
(PPI)も大幅上昇。CPIに引き続き、経済全般の根強いインフレ圧力が浮き彫りになったことで
メタル相場を下押しした。本日FOMCの政策発表を控え、市場では、40年ぶり高インフレに対峙
するFRBが従来予想よりも大幅な利上げに動く可能性を織り込みつつある。
金融政策格差から円売りが強まるドル円は、135.48円まで上伸。FOMCでの大幅利上げ観測
が高まる中、米金利は続伸しドル買い優勢となっている。

LME・為替推移
6/10 $9,450.00/mt → 6/14 $9,152.00/mt
6/10 134.78円/$ → 6/14 135.34円/$
202206.13
【銅建値】変更要因!6月13日より 3万円下げ 133万円/t
変更要因
先週の建値上昇後、上海の一部地域で再びロックダウンが実施されるとの報道が出されると、
封鎖措置による需要後退懸念が再燃し、市場センチメントは悪化していた。ここに10日、
米国の5月CPIが市場予想を上回る伸びを示したことからFRBがインフレ抑制策の強化を
迫られるとの見方が強まり、米金利が急伸、ドルは大幅高に。このドル上昇が相場の重石となったほか、
金融引き締め強化による経済減速への懸念が強まり、メタル相場を下押しした。
一方、ドル円は小幅続伸し、国内建値をサポートしている。ECBが利上げを決定したことでクロス円が
上昇したほか、米CPIの伸び加速によるドル全面高の中、ドル円も上昇となった。

LME・為替推移
6/8 $9,759.00/mt → 6/10 $9,450.00/mt
6/8 134.52円/$ → 6/10 134.78円/$
202206.09
【銅建値】変更要因!6月9日より 2万円上げ 136万円/t
変更要因
中国のロックダウン解除に伴い、同国の需要回復期待からベースメタルは堅調推移。
今週に入り、アジア域でのLME在庫引き出しが目立っており、相場をサポートしている。
ただ、原油価格が大幅続伸する等、インフレとその抑制に向けた各国中銀の政策引き締めに
対する警戒感は意識されている。
ドル円は大幅続伸。米金利上昇や原油高に加え、日銀総裁が緩和姿勢維持をあらためて
表明したことで、金融引き締めを急ぐ海外中銀との政策乖離から円売りが加速した。
本日、明日とECBの政策会合や米CPI発表を控えており、更なる円売りに繋がる結果と
なるかが注視される。

LME・為替推移
6/6 $9,757.00/mt → 6/8 $9,759.00/mt
6/6 132.37円/$ → 6/8 134.52円/$
202206.07
【銅建値】変更要因!6月7日より 7万円上げ 134万円/t
変更要因
2日間の休場後、LME銅相場は値を切り上げて取引を再開。中国のロックダウン措置緩和
による景気回復への期待からメタル市場全体のセンチメントが改善、株高にも支えられ、
銅相場は4月以来の高値に上昇した。
ドル円相場は2年ぶり高値を更新。先週末の堅調な米雇用統計を受けて、同国の景気後退
懸念が和らいでいるほかFRBの積極的利上げ維持の見方が強まり、米金利が急伸、ドル高地合い
となっている。また、米国をはじめ主要各国がタカ派的な動きをとる中で、日銀は円安容認、緩和維持
を再三表明しており、この政策差があらためて意識され円売りに繋がっている。

LME・為替推移
5/31 $9,452.50/mt → 6/6 $9,757.00/mt
5/31 128.84円/$ → 6/6 132.37円/$
202206.01
【銅建値】変更要因!6月1日より 2万円上げ 127万円/t
変更要因
中国の経済成長への懸念が重しとなっていた銅相場は、週明け、上海のロックダウン解除が
発表されると、経済活動再開への期待感が支えとなったほか、中国当局が景気回復支援策
を打ち出したことも好感され、反発した。しかし、インフレへの懸念は依然根強く、各国中銀に
よる利上げペースを巡る警戒感が上値を重くしている。
ドル円は約2週間ぶり高値に反発。FRB高官が積極的な利上げへの支持を示唆したことで
米金利が反発する中、EUがロシア産原油の一部禁輸で合意したことを受けて原油相場が上昇。
これを材料に再びインフレ懸念とFRBの利上げ長期化が意識されるとドル円は上伸した。

LME・為替推移
5/25 $9,392.00/mt → 5/31 $9,452.50/mt
5/25 127.27円/$ → 5/31 128.84円/$
202205.26
【銅建値】変更要因!5月26日より 1万円下げ 125万円/t
変更要因
ドル安進行を追い風に値を戻していた銅相場だが、中国の経済成長が失速する兆しが
強まっていることで反落。中国の李首相は、昨日、同国の経済について厳しい見方を示した。
政府がゼロコロナ政策を堅持する中で、2022年の経済成長率は政府目標を大きく下回る
ことが予想されており、金属需要の押し下げが意識されている。
ドル円は根強い市場センチメント悪化により続落。米経済指標の悪化を受けて約1ヶ月ぶり
安値126.37円まで下落後、米株の持ち直しで下げ幅を縮めている。

LME・為替推移
5/20 $9,465.00/mt → 5/25 $9,392.00/mt
5/20 128.02円/$ → 5/25 127.27円/$
202205.23
【銅建値】変更要因!5月23日より 3万円上げ 126万円/t
変更要因
インフレと金融引き締めによる景気への影響を巡り懸念が高まる中、金融市場のセンチメントは悪化。
株安、国債高で米金利の低下に連れてドルが全面安で大幅下落すると、銅を含むベースメタル市場
では買いが進行した。また、中国人民銀行は、低迷する不動産セクターを支援するため中長期融資
の指標金利を大幅引き下げ。最大消費国での需要下支えとなるこの緩和策が好感され、銅相場を
サポートした。
一方、ドル円相場は、米金利低下を受けて依然上値の重さが続いている。

LME・為替推移
5/18 $9,211.50/mt → 5/20 $9,465.00/mt
5/18 128.46円/$ → 5/20 128.02円/$
202205.19
【銅建値】変更要因!5月19日より 2万円下げ 123万円/t
変更要因
一昨日の建値上昇後、中国のロックダウン緩和の兆しとドル下落により下支えされていた銅相場だが、
昨日、FRB議長のタカ派発言を材料に反落となった。FRB議長は、インフレ後退を示す明確な証拠が
得られるまでは利上げを継続すると表明。金融引き締めによる景気後退への懸念からセンチメントが
悪化しドル高が進むと、銅相場は先週付けた年初来安値からの回復が失速した。
また、ドル円の下落も国内建値を押し下げ。インフレ懸念と低調な米企業決算を受けて米株が大幅
下落、米金利は急低下。リスク回避の動きが再燃し、円買い優勢となった。

LME・為替推移
5/16 $9,324.00/mt → 5/18 $9,211.50/mt
5/16 129.08円/$ → 5/18 128.46円/$
202205.17
【銅建値】変更要因!5月17日より 3万円上げ 125万円/t
変更要因
先週発表された物価指数から根強いインフレ圧力が示された後、FRB議長が0.75%の
利上げについて慎重姿勢を再表明したことで、リセッションを懸念する市場に安心感をもたらし、
リスク資産は持ち直していた。また、中国人民銀は、低迷する不動産セクターのてこ入れを図る
為の支援策を打ち出した。一方、昨日16日に発表された中国・米国の経済指標では両国
の経済活動の減速が鮮明に。経済指標が弱い中で、こうした支援策がサポートとなっている。
FRB議長の発言を受けたリスク回避姿勢の後退からドル円は反発。しかし、冴えない経済
指標を背景に米金利は低下しており、上値は重い。

LME・為替推移
5/12 $9,071.00/mt → 5/16 $9,324.00/mt
5/12 128.66円/$ → 5/16 129.08円/$
202205.13
【銅建値】変更要因!5月13日より 4万円下げ 122万円/t
変更要因
世界的な需要懸念の高まりによりメタル市場全体でセンチメントが悪化している。
米国の金融引き締めや不安定な欧州経済、中国の長引くロックダウンによってメタル需要
への打撃リスクが高まる中、投資家の懸念が需給逼迫から消費落ち込みにシフトしつつある。
銅も大きく値を下げ、昨日12日には昨年10月以来となる $9,000/mt割れを付けた。
ドル円相場も大幅下落。注目されていた4月米CPIは、前年比の伸びは3月からやや
鈍化したものの、市場予想を上回る結果に。高止まるインフレ圧力が示されたことで、FRBの
政策引き締め強化によるリセッションへの懸念が高まっている。リスク回避地合いの強まりから、
逃避先としての円が買われる動きとなった。

LME・為替推移
5/10 $9,299.00/mt → 5/12 $9,071.00/mt
5/10 130.41円/$ → 5/12 128.66円/$
202205.11
【銅建値】変更要因!5月11日より 2万円下げ 126万円/t
変更要因
非鉄金属市場では依然として中国の景気後退と欧米の金融政策引き締めへの懸念が重しとなり
リスクセンチメントが悪化、総じて軟調な地合いが続いている。中国ではロックダウン措置強化により
需要懸念が高まる中、広範囲に渡る経済封鎖が製造業に打撃を与えていることが各種経済指標
から示された。また、利上げを加速する欧米主要国がリセッションに陥ることなくインフレに歯止めをかける
ソフトランディングを遂げられるかについて市場の警戒感が高まっている。
ドル円は反落。米金利上昇が嫌気され主要株価が下落する中、リスク回避の流れから円が買い戻
される動きとなった。本日の米CPI発表を控えて様子見姿勢となっており、米金利の動きをにらんで
足元小幅に上下している。

LME・為替推移
5/6 $9,401.00/mt → 5/10 $9,299.00/mt
5/6 130.81円/$ → 5/10 130.41円/$
202205.09
【銅建値】変更要因!5月9日より 4万円下げ 128万円/t
米国の金融引き締めと中国の経済減速懸念が重石となる中、5月の銅相場は値を切り下げて取引を開始。
注目されていた4日のFOMCでは22年ぶりとなる大幅利上げと保有資産縮小を決定したが、市場が予想
していた0.75%の利上げには慎重な姿勢を示したことから、更に積極的な政策引き締めに動くとの観測が後退し、
金融市場は株高、債券高、ドル安で反応、銅相場もこの動きに支えられる格好となった。しかし、その後の米雇用
統計から労働市場の逼迫が確認されると、インフレ抑制に動くFRBが利上げ方針を継続するとの見方が意識され、
米金利は上昇、ドルも反発しメタル相場を押し下げた。
ドル円相場では、4月28日の日銀政策決定会合で金利抑制の強化と緩和維持の姿勢があらためて示されると、
年初来高値に上昇。米金利が急伸する中、日米金利差の一段の拡大を織り込んで円安が進行している。

LME・為替推移
4/25 $9,866.00/mt → 5/6 $9,401.00/mt
4/25 128.10円/$ → 5/6 130.81円/$
202204.26
【銅建値】変更要因!4月26日より 5万円下げ 132万円/t
変更要因
先週より続くドル高地合いが相場の重石となる中、中国のロックダウン長期化・拡大化や
米欧の利上げ加速への懸念が広がり、銅を含むベースメタルは全面安となった。
中国のコロナ感染拡大に伴いロックダウン措置が北京でも実施される可能性が燻ぶり始め、
市場では中国経済の停滞と需要減退が長期化するとの懸念が高まっており、コモディティ全般
で売りが広がっている。
為替相場では、中国経済を巡る市場センチメント悪化からドル・円ともに買われる流れとなったが、
米金利低下を受けて円買いが優勢となった。

LME・為替推移
4/21 $10,287.50/mt → 4/25 $9,866.00/mt
4/21 128.53円/$ → 4/25 128.10円/$
202204.22
【銅建値】変更要因!4月22日より 1万円上げ 137万円/t
変更要因
2日間のLME休場明けの今週、IMFが今年の世界経済成長見通しを大幅下方修正したこと、
景気刺激策として期待が先行していた中国人民銀による流動性確保の政策が予想外の結果と
なったことで市場センチメントが悪化、銅相場は上値重い動きとなった。一方、需給面ではペルーの
主要鉱山周辺での住民抗議を受けて非常事態宣言が発令されるとの報道や、大手鉱山会社が
相次いで生産見通しを引き下げたことを背景に供給不安が意識されている。
ドル円相場は続伸。FRBによる引き締め加速観測を背景に米金利が上昇する中、日米金融政策
の方向性の違いを意識したドル買い、円売りが続く。

LME・為替推移
4/14 $10,330.50/mt → 4/21 $10,287.50/mt
4/18 127.23円/$ → 4/21 128.53円/$
202204.19
【銅建値】変更要因!4月19日より 2万円上げ 136万円/t
変更要因
前回の建値上昇後、LMEは2日間の休場となったが、続伸するドル円相場が国内建値を押し上げた。
先週、米国の金融引き締めペースに関する見方が一旦後退していたが、金融当局者のタカ派発言や
3月米輸入物価指数が予想を上回る伸びを示したことで米金利が反発、ドルが全面高に。日米金融
政策差が意識されドル高・円安地合いが続く中、昨日、日銀総裁が急速な円安は経済へのマイナス影響
が大きくなるとの見解を示した。これを受けて一時は円が買い戻されるも上値は重く、その後の米金利続伸
でドルは騰勢を強め、2002年5月以来となる127円台を付けた。
尚、休場明け本日の足元銅相場は、値を切り上げて推移している。

LME・為替推移
4/13 $10,301.00/mt → 4/14 $10,330.50/mt
4/13 125.64円/$ → 4/18 127.23円/$
202204.14
【銅建値】変更要因!4月14日より 2万円上げ 134万円/t
変更要因
建値下落した一昨日12日、米国の3月CPIが発表された。前年同月比8.5%上昇と
約40年ぶりの高い伸びを示したものの、コア指数では予想を下回る結果に。市場では、イン
フレはピークに近い可能性があるとの観測から過度な利上げ期待が剥落し米金利が低下、
これに伴うドル安地合いに支えられ銅相場は反発した。また、中国当局がロックダウンによる
輸送ボトルネックの緩和に動いたことで、メタル市場を巡るセンチメントが改善したこともサポート。
一方、ドル円相場は、昨日、日銀総裁が金融緩和政策の継続を強調したことが材料視され、
20年ぶりとなる高値126.32円まで急伸。その後、米金利低下に伴うドル売りに押され反落
したものの、未だ125円台半ばを底堅く保っている。

LME・為替推移
4/11 $10,153.50/mt → 4/13 $10,301.00/mt
4/11 125.62円/$ → 4/13 125.64円/$
202204.12
【銅建値】変更要因!4月12日より 2万円下げ 132万円/t
変更要因
中国の長引くロックダウンに伴う景気減速を懸念して、銅は買いが入り難い状況になっている。
また、先週公表された3月FOMC議事要旨からは、インフレ抑制に向けてより速いペースでの
利上げや量的引き締めを行う可能性が示唆され、リスク資産は弱含んでいる。金融引き締め
加速への警戒感から米金利は3年ぶり高水準に達しており、これに伴うドル高もメタル相場の
下押し圧力となっている。
一方、米金利上昇に連れてドル円は上値を伸ばしている。昨日、日銀総裁が緩和政策継続
の姿勢を改めて示したことに加え、週末の仏大統領選結果を好感したユーロ円上昇に引っ張られ
ドル円も続伸、約7年ぶり高値を付け、国内建値をサポートしている。

LME・為替推移
4/5 $10,427.50/mt → 4/11 $10,153.50/mt
4/5 123.69円/$ → 4/11 125.62円/$
202204.06
【銅建値】変更要因!4月6日より 3万円上げ 134万円/t
変更要因
中国でのコロナ感染拡大が供給に打撃を与えるリスクが意識され銅相場は底堅く推移する中、
チリの2月銅生産量が前年同月比7.5%減となったとの発表が材料視され、買いが入った模様。
一方、ロシア軍によるウクライナでの虐殺行為を受けて、米国・EU各国は対露追加制裁を発動
する見通しだが、その内容が不透明なこともあり、市場では警戒感から上値が抑えられている。
為替相場では、米雇用統計の力強い結果を受けて、FRBによる利上げ加速観測からドル円は
反発していた。ここに昨日4/5、FRB高官が着実な利上げ実施とバランスシート縮小を来月にも
開始する意向を示す等、タカ派色を強めたことで米金利が急上昇、ドル円も急伸した。

LME・為替推移
3/31 $10,384.50/mt → 4/5 $10,427.50/mt
3/31 121.95円/$ → 4/5 123.69円/$
202204.01
【銅建値】変更要因!4月1日より 2万円下げ 131万円/t
変更要因
前回の建値上昇後、ロシア・ウクライナの停戦交渉を巡る期待とその後退から、銅相場は
不安定な値動きで推移したのち、$10,300台を保っている。
一方、2015年8月以来の高値に急伸していたドル円は反落。停戦交渉への期待から
センチメントが改善したことでドル全面安となったところに、米政府が石油戦略備蓄放出を
発表したことによる原油価格下落と、更には円安牽制への警戒感も相まって、ドル円は
下げ幅を拡大した。

LME・為替推移
3/28 $10,385.00/mt → 3/31 $10,384.50/mt
3/28 123.79円/$ → 3/31 121.95円/$
202203.29
【銅建値】変更要因!3月29日より 2万円上げ 133万円/t
変更要因
週明け28日の銅相場は、上海のロックダウン実施を嫌気して取引開始直後に下落するも、
その後に反発。中国のロックダウンは需要への懸念となる一方、物流混乱を含めた供給面への
影響も意識されたことから、下げ材料としては限定的であった。
為替相場ではドル円が続伸。米金利上昇に連れて日本の長期金利も変動レンジ上限に迫る中、
昨日、日銀が指値オペを発動。日銀の緩和姿勢があらためて意識されると円は独歩安となり、
ドル円は約7年ぶり高値となる125.10円を付けた。その後、上げ幅を縮めたものの、急速に進む
円安が国内建値を押し上げている。

LME・為替推移
3/23 $10,450.50/mt → 3/28 $10,385.00/mt
3/23 121.24円/$ → 3/28 123.79円/$
202203.24
【銅建値】変更要因!3月24日より 3万円上げ 131万円/t
変更要因
ロシア・ウクライナの停戦交渉の行方が不透明な中、供給不安とインフレへの警戒感から
ベースメタル相場は堅調に推移している。
ドル円相場は直近高値を更新し、121円台に急伸。先週のFRB、日銀の政策会合から
日米の政策スタンス差が意識されているほか、本日のEU, NATO, G7の各首脳会議を控え、
対露制裁が強化されるとの見通しからリスク回避のドル買いが強まった。一方、原油価格の
上昇により円売り圧力も強まり、ドル円は2016年2月以来となる高値に上昇している。

LME・為替推移
3/21 $10,280.00/mt → 3/23 $10,450.50/mt
3/21 119.70円/$ → 3/23 121.24円/$
202203.22
【銅建値】変更要因!3月22日より 3万円上げ 128万円/t
変更要因
前回の建値上昇後、ロシア・ウクライナの停戦交渉が停滞していることから、紛争の長期化、供給不安が意識され、
メタル相場は底堅い値動きとなっている。18日には、LMEがロシア産銅の新規供給禁止を提言したとの報道が上押し。
為替相場では、昨日のFRB議長の発言を受けて、利上げ加速観測の高まりから米金利が大幅上昇、ドル円は
6年ぶり高値に続伸した。FRBのタカ派姿勢に対して、先週の政策決定会合で円安容認や緩和維持を強調した
日銀の緩和スタンスにより、日米金利差拡大がドル円の一段高を後押ししている。

LME・為替推移
3/16 $10,158.50/mt → 3/21 $10,280.00/mt
3/16 118.95円/$ → 3/21 119.70円/$
202203.17
【銅建値】変更要因!3月17日より 3万円上げ 125万円/t
変更要因
中国でのコロナ感染拡大による需要減退懸念に加え、ロシア・ウクライナ停戦協議への期待と
原油下落により、メタルへの買いが入り難い状況となっていたが、昨日、中国政府が金融市場
への支援方針を打ち出したことを受けてリスクオンムード強まり、銅相場も上昇となった。
また、昨日の米FOMCでは市場予想通りついに利上げを決定。早ければ5月にもバランスシート
縮小開始の可能性を示す等、タカ派姿勢を強めたことで米金利が上昇、ドル円は上伸し国内
建値を押し上げるかたちとなった。

LME・為替推移
3/14 $9,869.00/mt → 3/16 $10,158.50/mt
3/14 118.36円/$ → 3/16 118.95円/$
202203.15
【銅建値】変更要因!3月15日より 2万円下げ 122万円/t
変更要因
停戦協議が続くウクライナ情勢を見極めようとコモディティ市場では値動きの荒い地合いが続いている。
その中、コロナウイルス感染が急拡大する中国では製造業拠点を含めた複数都市でのロックダウンに
踏み切った。既に脆弱な同国の景気回復が妨げられ、需要を押し下げるとの懸念からベースメタルは
総じて下落となった。
一方、為替市場では、資源高に伴う貿易収支悪化が意識され円が売られる中、今週のFOMCを
控えた米金利急伸も相まってドル円は5年ぶり高値に上昇、国内建値をサポートしている。FRBの
利上げ開始はほぼ確実視されている一方、日銀の緩和政策は継続すると見られており、この金利差
が円売りの強い動機となっている。

LME・為替推移
3/8 $10,309.50/mt → 3/14 $9,869.00/mt
3/8 115.81円/$ → 3/14 118.36円/$
202203.09
【銅建値】変更要因!3月9日より 3万円下げ 124万円/t
変更要因
米国によるロシア産原油の禁輸措置検討の報道を受けて2021年5月以来の史上最高値を
更新した銅相場だが、その後、投機筋による利食い売りも入り落ち着きを取り戻した。
昨日3/8、ロシアからの供給不安を背景にニッケルが前日比111%超の暴騰。銅もつられて上昇
するも、LMEがニッケルの取引停止を発表する事態となると、銅を含めた他ベースメタルも追随して
急反落した。ロシア・ウクライナ関連のヘッドラインに反応して、コモディティ全般でボラティリティが非常に
高い状況となっている。
為替市場ではウクライナ大統領の発言により停戦に近づく可能性が意識されリスクオフが幾分和ら
いだほか、EUが大規模な債券共同発行を計画しているとの報道でクロス円が強含んだ。

LME・為替推移
3/4 $10,647.00/mt → 3/8 $10,309.50/mt
3/4 114.99円/$ → 3/8 115.81円/$
202203.07
【銅建値】変更要因!3月7日より 3万円上げ 127万円/t
変更要因
対露制裁強化でロシアの経済的孤立が深まる中、物流混乱やエネルギーコスト高騰で
メタル相場の上昇に拍車がかかっている。4日には、米国がロシア産原油の禁輸を検討
しているとの報道が出され、週明けの原油相場は更に急騰。これに反応したメタルも供給
制約が増幅するとの懸念から、本日足元の銅相場は昨年5月につけた史上最高値を更新している。
為替市場では、4日にロシア軍が欧州最大級の原発を砲撃、占拠したと報じられるなど
情勢悪化を受けて安全資産への逃避が加速。ドルと円ともに買われる流れとなるも、
米雇用統計発表後の米金利低下もあってドル円は下落した。

LME・為替推移
3/2 $10,304.50/mt → 3/4 $10,647.00/mt
3/2 115.59円/$ → 3/4 114.99円/$
202203.03
【銅建値】変更要因!3月3日より 5万円上げ 124万円/t
変更要因
対露制裁の強化を受けて、供給懸念とインフレ懸念からコモディティ全般に資金が流入している。
ベースメタルにおいてもアルミ、ニッケルを中心に高値圏で推移。銅も連れ高となる中、LME在庫
の取り崩しが確認されると一段高となった。
ドル円相場においては、原油高が円売りを加速させたほか、昨日FRB議長が3月の0.25%
利上げに支持を示したことで米金利が上昇、ドル円は上伸し、国内建値をサポートした。

LME・為替推移
2/28 $9,914.50/mt → 3/2 $10,304.50/mt
2/28 115.17円/$ → 3/2 115.59円/$
202203.01
【銅建値】変更要因!3月1日より 1万円下げ 119万円/t
変更要因
2/24のロシアによるウクライナ侵攻を受けて、アルミやニッケルが供給懸念の高まりから急騰。
銅のファンダメンタルズとしては影響薄いと見られるが、他コモディティにつられる恰好で買いが入った。
しかし、その後は市場のリスクオフムードやドル高進行を嫌気して反落。銅はウクライナ関連の
ヘッドラインに反応薄いが、積極的な上値追いとはなり難い。対露制裁が相次ぎ強化され、
市場ではその影響を見極めようとする動きが広がっている。
ドル相場は有事のドル買いから大幅高となるも、昨日の米金利低下に連れて反落、国内建値を下押しした。

LME・為替推移
2/18 $10,031.50/mt → 2/28 $9,914.50/mt
2/18 115.04円/$ → 2/28 115.17円/$
202202.21
【銅建値】変更要因!2月21日より 1万円下げ 120万円/t
変更要因
米国金融政策見通しへの警戒感と緊迫したウクライナ情勢が重なってリスクオフム―ドが継続。
18日、米露外相会談が実施される見通しとの報道からリスクオフが一旦和らぐも、節目となる
$10,000台では売りが強く、銅相場は上値重く推移している。また、リスク回避姿勢の強まり
から欧米の主要株価指数は下落し、安全資産への逃避が加速。逃避先の円買いが進み、
国内建値を押し下げた。

LME・為替推移
2/15 $10,035.00/mt → 2/18 $10,031.50/mt
2/15 115.73円/$ → 2/18 115.04円/$
202202.16
【銅建値】変更要因!2月16日より 2万円上げ 121万円/t
変更要因
先週の建値上昇後、米1月CPIが約40年ぶりの高い伸びとなったことが示されると、
米金利が急伸。金融政策引き締めの加速が引き続き警戒され、ドル高も重しとなる一方、
インフレヘッジとしてのコモディティへの逃避買いから銅相場も底堅さを保った。ここにウクライナ
情勢の緊迫化がセンチメントを悪化させていたが、昨日のロシア側の発表を受けた緊張緩和
の兆しを好感し、相場上昇となった。
米金利上昇を受けて一時は5年ぶり水準に急伸していたドル円も、ウクライナ情勢の緊張
が意識され安全逃避の円買いで高値から反落した。

LME・為替推移
2/8 $9,868.50/t → 2/15 $10,035.00/t
2/8 115.67円/$ → 2/15 115.73円/$
202202.09
【銅建値】変更要因!2月9日より 1万円上げ 119万円/t
変更要因
先週の建値上昇後、英中銀の利上げ決定、ECB総裁のタカ派シフトを示唆する発言等、
金融政策転換の動きが強まっている。米国では力強い雇用統計を受けて利上げ加速の
観測が高まる中、米金利が急上昇。このように各国中銀が政策引き締め局面に入るという
警戒感が銅相場の重石となる一方、現物在庫の取り崩しが進み、下値をサポートしている。
為替相場では、米金利上昇に後押しされドル円も上昇、国内建値を押し上げるかたちとなった。

LME・為替推移
2/2 $9,923.50/t → 2/8 $9,868.5/t
2/2 114.46円/$ → 2/8 115.67円/$
202202.03
【銅建値】変更要因!2月3日より 2万円上げ 118万円/t
変更要因
FRBによる金融引き締めへの警戒感が高まる中、今週に入り、過度な政策引き締めに対して
慎重な姿勢を示す米金融当局者の発言が相次ぎ、経済への打撃を巡る懸念が後退した。
また、ユーロ圏のインフレ加速が示されたことでECBの利上げ観測の高まりによるユーロ買い、
ドル売りの進行、更には米1月雇用者数の落ち込みを受けたドル下落にも支えられ、銅相場は
上昇となった。一方、ドル円の続落が国内建値を抑えている。

LME・為替推移
1/31 $9,628.00/t → 2/2 $9,923.50/t
1/31 115.22円/$ → 2/2 114.46円/$
202202.01
【銅建値】変更要因!2月1日より 3万円下げ 116万円/t
変更要因
先週のFOMC以降、FRBのタカ派姿勢が明確になったことで、市場では
政策引き締め観測を織り込み直す動きが強まっている。ドル大幅高、株安が
重しとなり、先週終盤の銅相場は値を切り下げた。週明けの昨日、ドル反落が
サポート材料となった一方、中国の1月製造業活動が振るわなかったことが週末
発表の指標で示されると、最大需要国の景気減速懸念から銅は軟調な展開
となった。

LME・為替推移
1/26 $9,964.50/t → 1/31 $9,628.00/t
1/26 114.79円/$ → 1/31 115.22円/$
202201.27
【銅建値】変更要因!1月27日より 2万円上げ 119万円/t
変更要因
今週初めに強まったリスクオフの流れがやや和らぎ、ベースメタル全般で買いが
入ったことから銅相場は反発した。昨日のFOMCでは、3月利上げ開始、
更にはその後の保有資産縮小の着手が示唆された。FRBが積極的に政策
引き締めに動く意向を示したことで、米金利が大幅上昇、ドルは全面高に。
ドル円も急伸し、国内建値をサポートした。

LME・為替推移
1/24 $9,807.00/t → 1/26 $9,964.50/t
1/24 114.12円/$ → 1/26 114.79円/$
202201.25
【銅建値】変更要因!1月25日より 3万円下げ 117万円/t
変更要因
先週の建値上昇後、高値を受けた利食い売りに押され銅相場は反落していた。
米国金融引き締めへの警戒感が金融市場全体のリスクテイク意欲を抑える中、
ロシア・ウクライナ情勢を巡る緊張の高まりから株安、ドル高の流れに。金融政策の
行方に加え、地政学的リスクが市場のセンチメントを悪化させている。

LME・為替推移
1/20 $10,092.50/t → 1/24 $9,807.00/t
1/20 114.11円/$ → 1/24 114.12円/$
202201.21
【銅建値】変更要因!1月21日より 3万円上げ 120万円/t
変更要因
前回の建値下落後も、米金利急騰に伴うドル高地合いにより銅相場は上値を抑えられていた。
各国で金融引き締め加速の観測が高まる一方、今週、中国金融当局は景気浮揚に向けた
貸出金利の引き下げに相次いで踏み切った。最大消費国での需要下支え期待からメタル全般で
リスクセンチメントが改善。また、ベースメタル市場では、供給逼迫懸念からニッケルと錫が急騰。
中国での金融緩和の動きに加え、これらメタルの需給タイト感に引っ張られ、銅も上昇となった。

LME・為替推移
1/14 $9,768.00/t → 1/20 $10,092.50/t
1/14 114.41円/$ → 1/20 114.11円/$
202201.17
【銅建値】変更要因!1月17日より 3万円下げ 117万円/t
変更要因
インフレ高進に伴う米金融政策の引き締め強化やコロナ感染拡大による経済の減速懸念から
市場の警戒感が強まる中、13・14日発表の米経済指標で弱い結果が示されたことでリスク
センチメントが悪化。更には、利上げを支持する米金融当局者の発言が相次ぐと米長期金利が
上昇、それに伴うドル高も相場の重しとなり、銅は売りが加速して下落となった。
市場センチメントの悪化から円買いも進み、国内建値の上値を抑えている。

LME・為替推移
1/12 $10,031/t → 1/14 $9,768/t
1/12 114.77円/$ → 1/14 114.41円/$
202201.13
【銅建値】変更要因!1月13日より 4万円上げ 120万円/t
変更要因
米金融政策引き締め加速への警戒感が強まる中、昨日12日、12月の米CPIが発表された。
約40年ぶりの高い伸びを示したものの、市場予想どおりの内容であったことから、FRBの更なる
タカ派化を促すものではないと受け止められ、ドルが全面安、コモディティは買い優勢となった。
ドル円も急落したものの、銅価の上げを消すには至らなかった。

LME・為替推移
1/6 $9,573/t → 1/12 $10,031/t
1/6 115.92円/$ → 1/12 114.77円/$
202201.07
【銅建値】変更要因!1月7日より 2万円下げ 116万円/t
変更要因
年初より米長期金利上昇に伴うドル高地合いが銅相場の上値を抑える中、5日公表の
FOMC議事要旨から、従来想定よりも早期の利上げに踏み切る可能性が示唆された。
また、FRB高官による早期利上げに関する発言も相次ぎ、長期金利は更に上昇、ドル高が
嫌気されベースメタル全般で売りが加速した。米金融当局のタカ派姿勢が改めて示されたことで、
リスク資産は総じて下落している。

LME・為替推移
1/3 $9,806/t → 1/6 $9,573/t
1/3 115.44円/$ → 1/6 115.92円/$
202201.04
【銅建値】変更要因!1月4日より 4万円上げ 118万円/t
変更要因
前回の建値上昇後、銅相場は年末の薄商いのなか方向感に欠ける展開となっていたが、
底堅さを保ち、$9,700台半ばで2021年の取引を終了した。一方、年末に続伸していた
ドル円は年明け1月3日、米長期金利の急伸に伴うドル全面高の流れを受けて水準を
切り上げ。堅調な銅相場にドル円上昇がサポートとなり、2022年の国内建値は上昇しての
スタートとなった。

LME・為替推移
12/21 $9,611.50/t → 1/3 $9,806/t
12/21 114.09円/$ → 1/3 115.44円/$
202112.22
【銅建値】変更要因!12月22日より 2万円上げ 114万円/t
変更要因
主要中央銀行の政策決定を控え様子見ムードとなっていた先週の銅相場だが、
FRBはテーパリング加速と2022年の利上げに関して明確な見通しを示唆。
市場では不透明感が和らいだことからリスク資産買いの流れとなった。オミクロン株
への懸念は引き続き相場の重石となるも、今週、中国当局が景気下支えのため
追加金融緩和により流動性供給を拡大するとの見通しが報じられると、需要押し
上げの期待から銅価は続伸した。
また、リスク選好の持ち直しで逃避先通貨は下落。円が全面安となりドル円も上昇、
国内建値をサポートした。

LME・為替推移
12/13 $9,484.00/t → 12/21 $9,611.50/t
12/13 113.66円/$ → 12/21 114.09円/$
202112.14
【銅建値】変更要因!12月14日より 2万円下げ 112万円/t
変更要因
前回の建値上昇後、オミクロン株を巡るリスクが懸念される中、主要中央銀行の
政策決定を控え様子見ムードとなっていた。市場ではFRBが今週の政策会合で
タカ派姿勢を強調する可能性があると見えられており、13日のドル相場は全面高
の様相に。このドル高地合いに加え、減少を続けていたLME銅在庫が増加に転じ
現物の供給逼迫感が緩和されたことで、銅相場の上値を抑えた。

LME・為替推移
12/8 $9,688.00/t → 12/13 $9,484.00/t
12/8 113.79円/$ → 12/13 113.66円/$
202112.09
【銅建値】変更要因!12月9日より 2万円上げ 114万円/t
変更要因
オミクロン株を巡る懸念と米国の金融引き締めへの警戒感からリスクセンチメントが
悪化していた銅相場だが、中国当局が預金準備率引き下げによって流動性供給
に動いたこと、11月中国貿易統計が予想を上回る伸びで同国の旺盛な需要が
確認されたことがサポート材料となり反発していった。昨日8日には、オミクロン株に
対する既存ワクチンの有効性が示されたことで、同変異株が経済回復に及ぼす影響
懸念が後退しリスクオフムードが和らいだ模様。リスク回避姿勢の後退で米金利も上昇、
円売りが進み国内建値をサポートしている。

LME・為替推移
12/3 $9,517.00/t → 12/9 $9,688.00/t
12/3 113.15円/$ → 12/9 113.79円/$
202112.06
【銅建値】変更要因!12月6日より 1万円下げ 112万円/t
変更要因
コロナウイルス新変異株を巡る先行き不透明感から、先週の銅相場は方向感が
見え難い展開となっていた。その中、3日発表の米雇用統計は強弱まちまちの内容と
なったが、インフレ高進を背景にFRBのタカ派傾斜は変わらないという見方が織り込まれ
ていったことでリスク資産は総じて売られ、銅も値を下げた。また、リスクテーク意欲減退で
米金利は低下、円買い優勢となり、国内建値の上値を押さえている。

LME・為替推移
11/30 $9,555.00/t → 12/3 $9,517.00/t
11/30 113.37円/$ → 12/3 113.15円/$
202112.01
【銅建値】変更要因!12月1日より 5万円下げ 113万円/t
変更要因
先週の建値上昇後、銅相場はドル高地合いに上値を抑えられるも、LME在庫が
依然低水準にあることから底堅さを保っていた。26日、コロナウイルスの新たな変異株
検出を受けて、メタルを含めリスク資産が総じて下落。経済回復の先行き不透明感が
市場をリスクオフに傾かせている。また昨日30日には、FRB議長がテーパリング加速と
利上げ早期実施を示唆したことでドルが上昇、銅相場の下押し圧力となった。
高値圏にあったドル円は、変異株に起因する逃避買いで円全面高の様相に。FRB議長
の発言を受けて一時反発するも、リスク回避に伴う米金利低下も相まってドル円は下げ幅
を拡大し国内建値を下押している。

LME・為替推移
11/23 $9,854.00/t → 11/30 $9,555.00/t
11/23 115.29円/$ → 11/30 113.37円/$
202111.24
【銅建値】変更要因!11月24日より 3万円上げ 118万円/t
変更要因
先週の建値下落後、インフレ高進に伴い金融緩和縮小が加速するとの観測や
中国経済の減速懸念が銅相場の弱気材料となる一方、LME在庫減少により
供給逼迫が意識されたことで買われやすい地合いとなっていた。一昨日22日には、
米FRB議長の再任が発表されると、政策引き締めが着実に進むとの見方から
米金利上昇、ドルは大幅高に。対円でも4年8ヶ月ぶりの高値を付け、銅価の
続伸を支えるかたちとなった。

LME・為替推移
11/16 $9,605.00/t → 11/23 $9,854.00/t
11/16 115.00円/$ → 11/23 115.29円/$
202111.17
【銅建値】変更要因!11月17日より 2万円下げ 115万円/t
変更要因
一昨日の建値変更後、インフレ高進への懸念から米FRB当局者によるタカ派見解が
出されたこともあり、緩和縮小が加速するとの観測が意識され、米金利は大幅上昇、
リスク選好は後退しドルは上昇へと転じた。更に昨日16日には、市場予想を上回る
米小売売上高を材料に米金利、ドルは続伸。このドル高基調を背景にメタル相場全般で
売りが加速し、銅も大きく値を下げた。ドル円も2017年以来の高値まで付けたものの、
銅価下落を消すまでには至らなかった。

LME・為替推移
11/12 $9,938.50/t → 11/16 $9,605.00/t
11/12 114.11円/$ → 11/16 115.00円/$
202111.15
【銅建値】変更要因!11月15日より 2万円上げ 117万円/t
変更要因
先週発表の米CPIを受けたドル高地合いにより上値を抑えられていた銅相場だが、
中国恒大集団が再びデフォルトを回避したことが伝わるとセンチメント改善から反発した。
更には、12日に発表された米経済指標が約10年ぶりの低水準となったことでドルが
下げに転じたこともサポートし、銅価は上値を伸ばす展開に。一方、米金利上昇に連れて
ドル円は回復しており国内建値を支えている。

LME・為替推移
11/10 $9,714.00/t → 11/12 $9,938.50/t
11/10 113.98円/$ → 11/12 114.11円/$
202111.11
【銅建値】変更要因!11月11日より 2万円下げ 115万円/t
変更要因
LME銅在庫減少と中国の景気減速、インフレ懸念等、強弱材料が入り混じる中、
銅相場は方向感が見え難い展開となっていた。昨日10日に発表された米10月
CPIは、前年同月比6.2%上昇と市場予想を上回り1990年以来最大の伸びと
なった。これを受けて市場ではFRBの早期利上げ観測が高まり、米長期金利が
急上昇、ドルが全面高に。銅相場は上値を抑えられ建値下落となった。

LME・為替推移
11/8 $9,992.50/t → 11/10 $9,714.00/t
11/8 113.37円/$ → 11/10 113.98円/$
202111.09
【銅建値】変更要因!11月9日より 2万円上げ 117万円/t
変更要因
先週のドル高地合いの中で上値重い展開となっていた銅相場だが、
5日、米国で大規模インフラ投資法案が可決されたことや、雇用統計が事前予想
を上回る改善を示したことが好感されて上昇。数ヶ月に渡り滞っていた法案が可決
され、大規模投資を支えるためのメタル需要が増加するとの期待が広がった。
また堅調な雇用統計も後押しし、米景気への楽観からリスクオンが高まりドルは下落、
コモディティ相場を押し上げた。

LME・為替推移
11/4 $9,663.00/t → 11/8 $9,992.50/t
11/4 113.94円/$ → 11/8 113.37円/$
202111.05
【銅建値】変更要因!11月5日より 2万円下げ 115万円/t
変更要因
中国経済の減速懸念やドル高地合いを背景に上値の重さが見られた銅相場は、
11月に入り各国中央銀行の金融政策発表を控えて様子見ムードとなっていた。
3日の米FOMCでは、テーパリングの今月開始を決定した一方、金融政策は
緩和的に留まることが示唆された。これを受けて市場には安心感が戻り、ドル下落も
相まって、銅相場は上昇。ところが昨日4日には、英中銀が政策金利据え置きを
発表したことでポンド売りが加速、ドルは反発し、銅相場を押し下げた。
また、FOMCに続き英中銀もハト派的な姿勢を示したことで、円買い戻しが優勢となり、
国内建値の下押し圧力となった。

LME・為替推移
10/29 $9,867.50/t → 11/4 $9,663.00/t
10/29 114.35円/$ → 11/4 113.94円/$
202111.01
【銅建値】変更要因!11月1日より 2万円下げ 117万円/t
変更要因
荒い値動きとなった先々週の建値変動後、10月最終週の銅相場は材料不足感から方向感に欠く展開となった。
市場では引き続き現物需給のタイト感が意識されるも、景気減速懸念から上値重い動きが続く。燃料価格高騰が
続く中国では27日、電力問題の緩和に向けた措置を強化する為、政府が石炭販売価格に上限を設ける計画を
打ち出した。これを受けてベースメタル相場は軒並み下落。また、29日発表の米経済指標を受けて期待インフレ率
が上昇すると、ドルが全面高の様相に。これも相場の上値を抑える結果となった。

LME・為替推移
10/21 $10,043.00/t → 10/29 $9,867.50/t
10/21 114.00円/$ → 10/29 114.35円/$
202110.22
【銅建値】変更要因!10月22日より 6万円下げ 119万円/t
変更要因
在庫急減を受けた価格急騰後、銅相場は続落となった。
中国政府が石炭価格抑制に向けた介入措置を発表したことや欧州天然ガス価格の上昇一服から
エネルギー危機の緩和が印象付けられ、ベースメタルは売りへと反転した。更には、中国恒大集団に
よる傘下子会社の売却交渉が頓挫したと伝わると再びデフォルト懸念が拡大。中国経済を支える
不動産セクターへの懸念が高まり、市場センチメントが悪化している。一方、米国経済では相次ぐ
堅調な企業決算からインフレ懸念が高まり、金利上昇、ドル高に。コモディティ相場への下押し圧力
となった。尚、インフレ懸念を背景にリスクテーク意欲が減退し、円相場も上げている。

LME・為替推移
10/19 $10,460.50/t → 10/21 $10,043.00/t
10/19 114.64円/$ → 10/21 114.00円/$
202110.20
【銅建値】変更要因!10月20日より 9万円下げ 125万円/t
変更要因
LME銅在庫の大量引き出しが先物に対する現物プレミアムの歴史的高騰を招き、
18日の急騰につながった銅相場だが、昨日はこのプレミアム高騰が一服。サプライ
チェーンの混乱や電力問題により既にタイト化していた実需家の現物需要に一部
トレーダーによる在庫買い占めが重なったことで発生した急騰は、昨日は落ち着き
を取り戻した。3ヶ月先物に対する現物プレミアムは$1,100/tから$300/t台に
縮小し、現物価格の急騰も一服した。

LME・為替推移
10/18 $11,263.50/t → 10/19 $10,460.50/t
10/18 114.38円/$ → 10/19 114.64円/$
202110.19
【銅建値】変更要因!10月19日より 14万円上げ 134万円/t
変更要因
先週から引き続き、世界的な銅在庫の落ち込みを背景に銅相場は急伸。
エネルギー供給不足により中国や欧州を中心に製造業への影響が出ている中、
9月から減少を続けている銅在庫の取り崩しが進み、歴史的な供給逼迫に
直面している。在庫急減に伴い、先物に対する現物のプレミアムは27年来の
幅に拡大しており、現物のタイト感が高まっている。
更には、良好な米経済指標と企業決算を好感し米株が上昇するとドル円相場
も上伸し、国内建値を押し上げた。

LME・為替推移
10/14 $10,127.00/t → 10/18 $11,263.50/t
10/14 113.94円/$ → 10/18 114.38円/$
202110.15
【銅建値】変更要因!10月15日より 8万円上げ 120万円/t
変更要因
LME銅相場は急伸。電力消費抑制策や発電燃料価格高騰による世界的な
エネルギー危機が非鉄製錬の操業にも波及し、ベースメタル全般の供給逼迫感が
買いを支えている。電力不足の影響で欧州の亜鉛製錬大手が減産に踏み切ると
発表。メタル全般の供給逼迫懸念を高め、銅も急騰した。LME在庫は世界的に
減少しており、現物のタイトさを示している。

LME・為替推移
10/12 $9,517.00/t → 10/14 $10,127.00/t
10/12 113.64円/$ → 10/14 113.94円/$
202110.13
【銅建値】変更要因!10月13日より 2万円上げ 112万円/t
変更要因
原油等のエネルギー価格急騰を背景にベースメタルも同調の動きを見せたが、
インフレ圧力と景気回復失速への警戒感から株式相場と共にボラティリティが
高い状況となっている。また、インフレ圧力が一過性のものか議論が増す中、
ドル円相場は急伸。米金利上昇、原油高がドル買いを誘い、約3年ぶりの
高値を付けて国内建値を押し上げている。

LME・為替推移
10/8 $9,392.50/t → 10/12 $9,517.00/t
10/8 112.35円/$ → 10/12 113.64円/$
202110.11
【銅建値】変更要因!10月11日より 3万円上げ 110万円/t
変更要因
先週はインフレ高進や景気減速に対する懸念が市場をリスクオフに傾かせていたが、
米債務上限を巡る協議進展と欧州のエネルギー供給逼迫解消に向けたロシアの
提案で金融市場全体のセンチメントが改善していった。休暇明けの中国勢が市場
に戻り、ベースメタル全般で買い優勢となった8日、米9月雇用統計が発表された。
雇用者数は市場予想を大幅に下回るも、賃金上昇、失業率低下と統計全体と
しては前向きな内容と捉えらえ、米長期金利が急伸。ドル円相場は上昇し、国内
建値をサポートした。

LME・為替推移
10/4 $9,294.50/t → 10/8 $9,392.50/t
10/4 111.05円/$ → 10/8 112.35円/$
202110.05
【銅建値】変更要因!10月5日より 3万円上げ 107万円/t
変更要因
月初の建値下落後も、世界的なエネルギー供給逼迫やインフレ高進が材料視され、
市場では依然としてリスクオフムードが広がっている。その中、上昇を続けていたドルが
米債務上限問題や原油高、株安に伴い下落するに連れて銅は買い戻される展開と
なった。ベースメタル市場では、リスクオフに傾かせている懸念材料に加えてスタグフレー
ションが警戒されてきている。

LME・為替推移
9/30 $9,010.00/t → 10/4 $9,294.50/t
9/30 111.52円/$ → 10/4 111.05円/$
202110.01
【銅建値】変更要因!10月1日より 4万円下げ 104万円/t
変更要因
30日に発表された中国の9月製造業購買担当者景気指数( PMI )が
49.6と予想に反して低下し、2020年2月以来の低い水準となった。
原材料価格の高騰や電力制限を受けている中国製造業が圧迫されており
景況悪化を示したことなどから銅相場は下落した。

LME・為替推移
9/24 $9,376.50/t → 9/30 $9,010.00/t
9/24 110.85円/$ → 9/30 111.52円/$
202109.27
【銅建値】変更要因!9月27日より 5万円上げ 108万円/t
変更要因
先週、世界の金融市場を動揺させた中国不動産大手(中国恒大集団)の債務問題は、
人民元建て社債の利払いに目処がついたことで市場の不安感は幾分後退し、銅相場も持ち直した。
他方、22日の米FOMCでは、テーパリングの近く着手、利上げ早期化が示唆されたものの、
市場では織り込み済みの内容であったことからリスクオフムードが和らいだ。これを受けて米金利は上昇、
米株の反発も相まってドル円は上昇し、国内建値をサポートした。
中国恒大集団のデフォルトリスクへの警戒感は引き続き重石となっており、方向感見え難い地合いとなっている。

LME・為替推移
9/20 $9,037.00/t → 9/24 $9,376.50/t
9/20 109.52円/$ → 9/24 110.85円/$
202109.21
【銅建値】変更要因!9月21日より 5万円下げ 103万円/t
変更要因
先週の建値下落後も中国経済の減速懸念とドル高地合いが重石となり銅相場は
上値重く推移していた。週明け20日、中国不動産大手のデフォルト危機が波及
するとの懸念が金融市場全体のセンチメントを悪化させると、世界的な株安、債券高、
コモディティ下落の流れに。このリスクオフの動きが逃避先通貨の需要を高め、ドルが
上伸したこともメタル相場の下押し圧力となった。尚、米金利低下を背景にドル円は
下落、国内建値を押し下げた。

LME・為替推移
9/14 $9,434.50/t → 9/20 $9,037.00/t
9/14 109.81円/$ → 9/20 109.52円/$
202109.15
【銅建値】変更要因!9月15日より 3万円下げ 108万円/t
変更要因
金融緩和政策の先行きを巡る手掛かりとして注目されていた米8月CPIが昨日14日に
発表され、市場予想を下回る結果となった。インフレ圧力がピークアウトしたと受け止められると
早期テーパリング観測が後退。銅相場は米金利低下によるドル安に支えられるも、その後の
米株式下落に伴う市場心理の悪化からドルが買い戻されるに連れて反落した。一方、この
センチメント悪化で円買いが優勢となったことによりドル円相場は続落、国内建値を押し下げた。

LME・為替推移
9/10 $9,693.00/t → 9/14 $9,434.50/t
9/10 110.00円/$ → 9/14 109.81円/$
202109.13
【銅建値】速報!9月13日より 4万円上げ 111万円/t
変更要因
市場ではコロナ感染拡大、景気減速、インフレの高止まり、金融緩和政策の行方等、
不透明感が意識される中、銅相場も上値重い展開が続いていた。ところが10日、
米中首脳の電話会談実施が伝えれると、両国の緊張緩和への期待からリスクセンチ
メントが改善、非鉄相場全般が押し上げられた。

LME・為替推移
9/8 $9,263.50/t → 9/10 $9,693.00/t
9/8 110.33円/$ → 9/10 110.00円/$
202109.09
【銅建値】変更要因!9月9日より 1万円下げ 107万円/t
変更要因
注目されていた3日発表の米雇用統計は市場予想を大幅に下回る結果となり、
9月にテーパリング開始が決定されるとの見方が後退、これに伴うドル下落にも
サポートされ銅相場は底堅く推移していた。しかし、世界各地でのコロナ感染拡大、
行動制限から経済減速懸念が広がる中、上昇基調を続けていた株式市場にも
調整懸念が意識され、リスク選好の動きが減退している。これを背景にドルは
全面高に転じ、銅相場の下押し圧力となった。

LME・為替推移
9/2 $9,403.00/t → 9/8 $9,263.50/t
9/2 110.05円/$ → 9/8 110.33円/$
202109.03
【銅建値】変更要因!9月3日より 2万円下げ 108万円/t
変更要因
先週のFRB議長講演の結果を消化をした市場では金融政策の行方の次なる手掛かりとして
本日発表の米雇用統計に目を向ける中、1日発表された中国経済指標が不振となったこともあり
ベースメタル全般が軟化した。一方、米経済指標でも予想を大きく下回る結果が出たことで、緩和
政策を継続する正当性が高まったと受け止められ、米金利が低下、ドルは弱含んだ。FRBのハト派
姿勢が引き続き意識される中、リスク選好からドル円共に売られる展開となるも、次第にドル売り
優勢となり国内建値を下押しした。

LME・為替推移
8/31 $9,558.00/t → 9/2 $9,403.00/t
8/31 110.14円/$ → 9/2 110.05円/$
202109.01
【銅建値】変更要因!9月1日より 3万円上げ 110万円/t
変更要因

米国金融政策の先行きに関する手掛かりとして注目されていた先週27日の
FRB議長講演は、テーパリングの年内開始に言及しつつも、具体的な時期までは
示さなかったこと、早期の利上げ開始を否定するなど、なおハト派的メッセージを
示したことで早期引き締め観測が後退した。これを受けてドルは下落、銅相場は
上伸した。

LME・為替推移
8/26 $9,330.00/t → 8/31 $9,558.00/t
8/26 110.15円/$ → 8/31 110.14円/$
202108.27
【銅建値】変更要因!8月27日より 1万円上げ 107万円/t
変更要因
先週の急落から反発した銅相場は、足元のファンダメンタルズに強さは見られるも、
マクロ要因としてのイベントに注目が集まっている。
本日のFRB議長の講演を控え、市場では米金融政策の先行きに関する手掛かりを探ろうと方向感が見え難く横這いの展開。
一方、米長期金利の上昇に連れてドル円相場が上昇したことで国内建値は押し上げられた。

LME・為替推移
8/23 $9,280.50/t → 8/26 $9,330.00/t
8/23 109.78円/$ → 8/26 110.15円/$
202108.24
【銅建値】変更要因!8月24日より 3万円上げ 106万円/t
先週の急落後に買い戻されて反発していた銅相場は、昨日、アジアのLME在庫の引き出し注文が大幅増加したことで急伸した。
中国で電力不足やデルタ株感染拡大が供給ボトルネックとなる中、同国の国内在庫が減少し、輸入需要が押し上げられている。
最大需要国での供給逼迫が示唆されたことで、銅価は4週間ぶりの大幅高となった。
また、デルタ株感染拡大の懸念からFRBがテーパリング開始を遅らせる可能性があるとの観測を背景にドルが下落し、コモディティ相場を支えた。

LME・為替推移
8/19 $8,900.00/t → 8/23 $9,280.50/t
8/19 109.88円/$ → 8/23 109.78円/$
202108.20
【銅建値】変更要因!8月20日より 3万円下げ 103万円/t
変更要因

銅相場は4月以来の安値に続落。
中国の経済指標鈍化、デルタ株感染拡大、不動産投機規制強化といった銅の最大需要国である中国経済の下振れ懸念が高まっているところに、7月FOMC議事要旨より年内のテーパリング開始の見方が示されたことで、市場ではリスクオフ姿勢が強まり、株式やコモディティは軒並み下落。
また、これら景気回復への懸念やFRBのタカ派傾斜の兆候が意識されるとドルは
全面高となり、メタル相場を下押しした。
尚、逃避先としての円買いも進んだことから、
ドル円相場はほぼ変わらずの展開。テーパリング開始時期を巡っては、来週開催される
年次シンポジウムでのFRB議長の発言に注目。

LME・為替推移
8/17 $9,218.50/t → 8/19 $8,900.00/t
8/17 109.67円/$ → 8/19 109.88円/$
202108.18
【銅建値】変更要因!8月18日より 3万円下げ 106万円/t
変更要因

銅相場は今週に入って中国の7月主要経済指標で景気回復の減速が示唆されると、
需要鈍化の懸念が強まり、軟調な動きとなった。
更には、中国で変異ウイルス感染拡大を巡る懸念が続いているほか、昨日発表された欧米経済指標が強弱まちまちだったことで景気回復の不均一さが意識されドルが全面高に。
これらに伴い、銅価は約1ヶ月ぶりの安値に下落した。
また、景気回復への不透明感から米金利が低下し、ドル円相場は下落。
リスク回避的な円買い圧力も強まり、国内建値を下押しした。

LME・為替推移
8/12 $9,450.00/t → 8/17 $9,218.50/t
8/12 110.51円/$ → 8/17 109.67円/$
202108.13
【銅建値】変更要因!8月13日より 1万円上げ 109万円/t
変更要因
前回の建値下落後も、チリの複数鉱山でのスト懸念が残存している一方、
コロナ変異ウイルスの感染拡大がメタルの主要需要国に広がりを見せたことで
センチメントは悪化していた。

6日、注目されていた米雇用統計が予想を上回る結果になると早期テーパリング、利上げが意識され、9日 銅価は週最安値に下落。
その後は、チリでの供給懸念が相場を下支えする中、米インフラ関連法案の進展を
追い風にじり高となっていった。

そして、11日発表の米7月CPIではインフレ圧力の鈍化を示唆。

緩和策の早期縮小観測が後退し、これに伴うドル安の動きにもサポートされ銅相場は続伸し、13日 国内建値は反発となった。


LME・為替推移
8/3 $9,555.00/t → 8/9 $9,354.50/t → 8/12 $9,450.00/t
8/3 109.09円/$ → 8/9 110.41円/$ → 8/12 110.51円/$
202108.04
【銅建値】変更要因!8月4日より 2万円下げ 109万円/t
変更要因
7/26の建値上昇後、米FOMCによる緩和政策の当面維持決定を消化し適度なリスク選好が広がると、ドル軟化にも支えられ、銅相場は堅調に推移。
その後、米中製造業指標の悪化や中国政府による特定産業への規制強化により成長鈍化への懸念が材料視された一方、チリ大手鉱山でのストライキ発生懸念が浮上したことで相場を下支えしていた。
しかし、中国を中心としたアジア圏でのコロナ感染拡大により需要減少リスクが相場の重しとなり、昨日8/3には下落。また、リスクオフの高まりや米金利低下でドル円相場も続落し、国内建値を下押しした。

LME・為替推移
7/23 $9,620.50/t → 8/3 $9,555.00/t
7/23 110.62円/$ → 8/3 109.09円/$
202107.26
【銅建値】変更要因!7月26日より 6万円上げ 111万円/t
コロナ変異株感染拡大を巡る懸念から下押しされていた銅相場だが、先週の建値下落後は、米国市場で予想を上回る好調な企業決算が相次いだことで、米株上昇と逃避需要減退によるドル下落でサポートされていた。
更には、ECBが金融緩和政策の継続を表明したことを受けて続伸。
23日も強い米株市場を背景にリスクオン地合は続き、銅相場も上伸した。
また、米金利上昇やリスク選好を背景に円売り圧力が強まったことも国内建値を押し上げた。

LME・為替推移
7/19 $9,167.25/t → 7/23 $9,620.50/t
7/19 109.56円/$ → 7/23 110.62円/$
202107.20
【銅建値】変更要因!7月20日より 3万円下げ 105万円/t
先週の建値上昇後、FRB議長が景気刺激策を維持する考えを示し、早期テーパリングの観測が後退したことで銅相場を下支えしていた。
方向感の見えづらい値動きとなっていたが、昨日19日、コロナウイルス変異株感染拡大が世界経済の回復を妨げるとの懸念が広がりリスクオフムードに。
世界的な株価大幅下落と共に非鉄金属も売られていった。
リスク回避地合いが強まる中、ドル、円は共に買われる展開となったが、米長期金利が大幅低下すると対円でドル売りが優勢となり、ドル円は続落。
これらにより国内建値は下落となった。
202107.14
【銅建値】変更要因!7月14日より 1万円上げ 108万円/t
前回の建値下落後、中国金融当局が預金準備率の引き下げを決定。国内経済
成長の支援に動いたことを背景に非鉄相場は全般に持ち直した。一方、この決定は
同国の景気回復の足取りの鈍さを映したものであるとも捉えられており、上値を抑えて
いる。そして昨日7/13、注目されていた6月米CPIが発表され、市場予想を上回る
高い伸びを示した。これによりFRBの金融引き締め観測が意識され、米金利上昇に
歩調を合わせてドルも全面高に。銅相場には下押し圧力となるも、ドル円も反発し、
国内建値は上昇となった。

LME・為替推移
7/8 $9,308.50/t → 7/13 $9,380.50/t
7/8 109.93円/$ → 7/13 110.70円/$
202107.09
【銅建値】変更要因!7月9日より 3万円下げ 107万円/t
前回の建値上昇後、各国・地域当局が経済回復へのリスクを示唆したほか、コロナ変異株感染拡大で成長見通しを巡る懸念が高まり、銅相場は下落した。
7日発表の米FOMC議事要旨や昨日発表されたECBのインフレ目標引き上げにおいては、景気回復を巡る不確実性が示された。
また、中国当局は預金準備率引き下げにより流動性提供を強化することを示唆。これら当局が経済減速に警戒感を高めている様子が伺える中、コロナ変異株感染拡大への懸念も重なりリスクオフとなっている。
このリスク回避はドル円相場にもおよび、米株下落、米金利低下でドル円は3週間余り続いた高水準を離れ、国内建値を下押した。

LME・為替推移
7/5 $9,492.00/t → 7/8 $9,308.50/t
7/5 110.97円/$ → 7/8 109.93円/$
202107.06
【銅建値】変更要因!7月6日より 1万円上げ 110万円/t
前回6/25の建値上昇後、強弱材料が入り混じった銅相場は動意薄い展開が続いていた。
中国の製造業指標で商品需要の底堅さが示されたことで相場をサポートした一方、コロナウイルス変異株感染拡大への懸念からなるリスク回避の高まり、良好な米雇用・製造関連指標を受けたテーパリングへの警戒感からドルが上昇し銅価は上値を抑えられた。
そして注目されていた米6月雇用統計が先週末に発表。雇用者数は10ヶ月ぶりの大幅増となるも失業率が上昇したことを受け、金融緩和政策の早期シフトへの警戒感が後退、ドル反落も相まって銅相場は2週間ぶりの高値を付けた。

LME・為替推移
6/24 $9,447.00/t → 7/5 $9,492.00/t
6/24 111.03円/$ → 7/5 110.97円/$
202106.25
【銅建値】変更要因!6月25日より 2万円上げ 109万円/t
FRB議長発言を受けて市場では早期利上げへの警戒感が和らいでいた中、中国当局が商品相場抑制策として非鉄金属の国家備蓄を放出する計画について詳細を発表した。
当初計画が浮上した際は需給緩みの見通しから銅相場は急落したが、この詳細発表が
市場予想よりも小規模に留まったことで相場を支えた。
更に昨日6/24には、米バイデン政権がインフラ投資計画で超党派グループと合意したと発表。これを受け、米景気回復が更に進むとの楽観が広がり銅価は上伸した。
また、米金融引き締め前倒し観測を受けて米長期金利が上昇したことからドル円相場は
111円/ドルを試す展開に上昇している。

LME・為替推移
6/22 $9,258.00/t → 6/24 $9,447.00/t
6/22 110.74円/$ → 6/24 111.03円/$
202106.23
【銅建値】変更要因!6月23日より 1万円上げ 107万円/t
先週の米FOMCを受けた建値下落後も、米国の早期利上げ開始を懸念したドル上昇と
中国の需要鈍化の見通しを受けて、銅相場はパンデミック開始以来の大幅下落となり、
一時2ヶ月ぶりの安値を付けていた。
その後、FRBのタカ派転換に対する懸念から市場がやや落ち着きを取り戻していたところ、昨日6/22、FRB議長が利上げに対する慎重な姿勢を示したことを受けてドルが下落。銅は買い戻され、反発してクローズした。
また、安全逃避先とされる円も値下がりし、国内建値をサポートした。

LME・為替推移
6/17 $9,180.00/t → 6/22 $9,258.00/t
6/17 110.41円/$ → 6/22 110.74円/$
202106.18
【銅建値】変更要因!6月18日より 4万円下げ 106万円/t
16日発表された中国の主要経済指標は軒並み予想を下回る結果となり、
需要減に対する懸念が売り材料となった。中国政府が金属価格高騰を受け、
価格抑制のために銅・アルミ・亜鉛の国家備蓄を複数回に分けて放出すると正式に発表。
需給の緩みが意識され銅相場は急落した。
また、17日に発表された米連邦準備制度理事会(FRB)が示した利上げ予想が
従来より前倒しされたことを受け、長期金利が上昇していることからドル建てである
非鉄金属全般が売り優勢となり、下落した。

LME・為替推移
6/15 $9,543.50/t → 6/17 $9,180.00/t
6/15 110.18円/$ → 6/17 110.41円/$
202106.16
【銅建値】変更要因!6月16日より 4万円下げ 110万円/t
先週の建値上昇後に注目されていた米消費者物価指数(CPI)とECB政策発表はリスク要因であったが、何れも米欧金融当局による緩和縮小やインフレ圧力について見方の修正を迫るものではなかった。
CPIは市場予想を上回ったものの、経済活動再開への感応度が高い分野が主な上昇圧力になっていることが示され、インフレ高進は一過性のものでFRBが早急に政策引き締めを迫られることはないとの見方が広がり、銅相場を下支えしていた。
ところが昨日6/15、今後の金融政策の手掛かりとなる米FOMC会合の結果を控え、市場は様子見ムードから売り優勢の展開となり、約7週間ぶりの安値まで下落した。

LME・為替推移
6/8 $10,004.00/t → 6/15 $9,543.50/t
6/8 109.57円/$ → 6/15 110.18円/$
202106.09
【銅建値】変更要因!6月9日より 1万円上げ 114万円/t
前回の建値下落後に発表された米雇用統計が、前月比では大幅改善したものの
予想に届かなかったことで、市場の反応としてはインフレ懸念が和らぎ、米金利低下、
ドル下落で商品相場を下支えしていた。金融緩和政策シフトへの警戒感が意識される中、ペルー大統領選やチリ鉱山での賃金交渉を巡って供給懸念が浮上し銅相場はじり高となった。
ペルー大統領選では、鉱業の国営化を公約に掲げる急進左派候補の優勢が伝えられており、外資排斥などから供給減となる可能性が危惧されている。
米消費者物価指数の発表を10日に控え、金融政策の行方についての手掛かりを求めて市場は様子見ムードとなっている。

LME・為替推移
6/3 $9,815.50/t → 6/8 $10,004.00/t
6/3 110.36円/$ → 6/8 109.57円/$
202106.04
【銅建値】変更要因!6月4日より 4万円下げ 113万円/t
前回の建値上昇後、米国雇用統計の発表を前に市場は様子見ムードとなっていた。
昨日発表された5月民間雇用者数と週間新規失業保険申請件数で何れも予想を
大幅に上回る改善が見られた。更に、非製造業景況指数も統計開始以降最高の伸びとなった。
堅調な雇用情勢と企業活動の急速な改善が示されたことでドルが大幅上昇し、銅を中心に
コモディティ全般で軒並み下落。急速な景気回復の兆候が見られる中、銅相場は引き続き
マクロ要因の影響が大きく、テーパリング開始への懸念が意識されている。

LME・為替推移
5/31 $10,274.50/t → 6/3 $9,815.50/t
5/31 109.60円/$ → 6/3 110.36円/$
202106.01
【銅建値】変更要因!6月1日より 4万円上げ 117万円/t
前回の建値下落後、中国当局による商品価格高騰を抑制する規制強化が意識される中、
欧米金融当局者のハト派発言によりテーパリングの早期実施観測が後退したことや
ドル安地合いを背景に銅相場はじり高となっていった。ここに、チリ大手鉱山でのストライキ突入で
供給不安がかき立てられたこと、米バイデン政権による大規模予算計画が発表されると
インフラ投資への期待感から銅価は続伸。
また、好調な経済指標を受けた米長期金利反発でドル円は上昇し、国内建値を上押した。

LME・為替推移
5/21 $9,902.00/t → 5/31 $10,274.50/t
5/21 109.00円/$ → 5/31 109.60円/$
202105.24
【銅建値】変更要因!5月24日より 2万円下げ 113万円/t
前回の建値下落後も、FRBによる金融政策のシフトへの懸念に加えて、中国が商品市場の過度な価格上昇を抑制する為、モニタリングを強化するとの報道により、メタル相場全般で軟調推移となっていた。
更に5/21、米国製造業・サービス業の生産指数が過去最高水準となり景気回復の強さが示されるとドルが上昇。
前日には一旦下落に傾いたドルだが、この反転により下押しされ銅相場は続落した。
ドル円も高値109.00円まで上昇するも、この水準では上値重くなった。

LME・為替推移
5/19 $10,068.50/t → 5/21 $9,902.00/t
5/19 109.34円/$ → 5/21 109.00円/$
202105.20
【銅建値】変更要因!5月20日より 2万円下げ 115万円/t
前回の建値下落後、チリでの大手鉱山ストライキ懸念と鉱山会社への規制強化・増税の可能性、更にはドル安地合いを背景に銅相場は反発していた。ところが昨日5/19、米FOMC議事要旨が公表されると、インフレ高進によるテーパリング議論開始に関して言及があったことに市場が反応。
リスク選好ムードが後退し、株式と共に商品相場は総じて大幅下落となった。これを受けた米長期金利上昇からドルも上昇に転じ、LME銅相場は約2週間ぶりに$10,000を割り込む場面も見られた。

LME・為替推移
5/14 $10,221.00/t → 5/19 $10,068.50/t
5/14 109.48円/$ → 5/19 109.34円/$